シラバス情報

授業科目名
材料加工学
(英語名)
Materials Processing
科目区分
機械工学専攻科目
対象学生
工学研究科
学年
1年
ナンバリングコード
HETMK5MCA1
単位数
2単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度後期
担当教員
原田 泰典
所属
工学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標9
オフィスアワー・場所
水曜 17:00〜19:00 (C229室)
連絡先
harada@eng.u-hyogo.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
1◎
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
講義目的
塑性変形を利用して材料表面の冷間加工を行う材料加工方法について説明する。産業界で利用されている表面処理技術を挙げて、表面加工であるショットピーニング技術とその作用や効果について関係づける。。

到達目標
めっきや蒸着などの表面処理技術について分類し、種類や特徴を説明する。表面加工であるショットピーニング技術の特徴について述べ、機械部品における加工処理法と関係づける。また、コミュニケーション能力を身に付けるため、関連する研究内容のプレゼンテーションを実施する。
授業のサブタイトル・キーワード
サブタイトル
材料加工と関連する表面処理技術を学ぶ

キーワード
表面加工、表面改質、ショットピーニング、異種材接合
講義内容・授業計画
科目の位置付け、教育内容・方法
講義内容
 機能性材料や機械材料における表面処理技術とその特徴について学ぶことを内容とする。おもに冷間加工であるショットピーニング技術に関して、その作用や効果について、また疲労特性に及ぼす影響など基本的な知識を体系的に理解する。また、機械部品の疲労特性改善に広く利用されているショットピーニングに関連する各種表面処理技術についても一層の理解を深め、関連する内容についてプレゼンテーションも行う。

授業計画
1.表面処理技術の種類と特徴 
2.ショットピーニングの原理 
3.ショットピーニングの作用と効果 
4.疲れ強さの特徴
5.応力腐食割れと遅れ破壊
6.ばねや歯車への適用事例 
7.耐摩耗性と潤滑性 
8.表面性状と表面層硬さ分布 
9.残留応力とX線応力測定法 
10.加工組織の特徴 
11.ショットピーニング機械と投射材 
12.金型工具への適用事例
13.ピーニング加工条件の設定 
14.アルメンゲージシステム 
15.総括



⽣成系AIの利⽤:⽣成系AIの利⽤については教員の指⽰に従うこと.⽣成系AIによる出⼒結果をそのまま課題レポートとして提出してはいけない.⽣成系AIによる出⼒をそのまま提出したことが判明した場合は単位を認定しない,⼜は認定を取り消すことがある.



教科書
表面処理技術に関する参考文献やオンデマンド教材
参考文献
機械材料の表面処理技術に関する最新学術論文
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業に際して指示するテキスト・オンデマンド教材の部分を事前読み込み(15h)、プレゼンテーションの準備(5h)
【復習】レポート作成(5回、15h)、講義内容の理解を深め定着させるためにテキスト・オンデマンド教材を読み直し(15h)
アクティブ・ラーニングの内容
採用しない
成績評価の基準・方法
主要項目について随時レポートを課し、プレゼンテーションや課題レポートで評価を行う。
課題・試験結果の開示方法
レポートは、学生各自それぞれにコメントを付して返す、また優れた内容のものを講義の中で紹介しながら講評する。最終レポートについてはユニバーサルパスポートのクラスプロファイル機能を使って講評を返す。


履修上の注意・履修要件
与えられた課題についてレポートを提出することが必要である。


実践的教育
該当しない
備考
※本学の配付資料を参照してください。
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。