シラバス情報

授業科目名
応用生物工学
(英語名)
Advanced Biotechnology
科目区分
応用化学専攻科目
対象学生
工学研究科
学年
1年
ナンバリングコード
HETMO5MCA1
単位数
2単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度前期
(Spring semester)
担当教員
町田 幸大
所属
工学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標9
オフィスアワー・場所
平日9:00-17:00・C602(事前にメール連絡することが望ましい)
連絡先
machida@eng.u-hyogo.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
1◎
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】応用生物工学の基礎を支える細胞レベルから生態レベルにわたるトピックスについて解説する。また、生体触媒を利用した反応に関して、工業的に利用されている例を述べるとともに、環境保全に係わる最近の展開についても論及する。
【達成目標】バイオテクノロジーを利用した有用物質生産や環境工学への応用に関して、基本的な原理・手法を挙げ、説明できるようになる。

授業のサブタイトル・キーワード
なし
講義内容・授業計画
【講義内容】本講義では前半に社会に貢献している応用生物工学の基礎理論について詳説し、後半はそれらを利用したバイオプロセスやバイオリアクターなどの具体的事例を通して検証を加えながら講述する。

【授業計画】
1.ガイダンス(本講義の進め方と成績評価について説明する)
2.社会に役立つ応用生物工学(生物化学工学の基礎, 0章, 4章)
3.微生物学の基礎(生物化学工学の基礎, 1章)
4.生化学の基礎(生物化学工学の基礎, 2章)
5.分子生物学の基礎(生物化学工学の基礎, 3章)
6.単位計算・物質・エネルギー収支計算の基礎(生物化学工学の基礎, 5章, 6章)
7.生体触媒の特性(生物化学工学の基礎, 7章)
8.バイオプロセスとバイオリアクター(生物化学工学の基礎, 8章)
9.バイオプロセスの操作要素(生物化学工学の基礎, 9章)
10.酵素反応速度論(生物化学工学の基礎, 10章)
11.微生物反応速度論(生物化学工学の基礎, 11章)
12.微生物(動物・植物細胞)のバイオプロセス(生物化学工学の基礎, 12章)
13.酵素バイオリアクター(生物化学工学の基礎, 13章)
14.排水処理プロセス(生物化学工学の基礎, 14章)
15.これからの応用生物工学(生物化学工学の基礎, 15章)

【生成AIについて】
生成系AIの利用については教員の指示に従うこと。課題レポートの作成や事前・事後学習に当たり、事例検索、翻訳等に補助的に生成系AIを使用しても良い。しかし、生成系AIの出力した内容について、事実関係の確認や出典・参考文献を確認・追記することが重要である。
教科書
「生物化学工学の基礎」 松井 徹 他著 (コロナ社)
参考文献
なし
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業に際して指示する教科書の範囲を事前読み込み(30h)
【復習】講義内容の理解を深め定着させるために教科書の範囲を読み直し(30h)
アクティブ・ラーニングの内容
該当しない
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】講義目的・達成目標に記載した内容の達成度及び出席点に基づき、S(90点以上)、A(80点以上)、B(70点以上)、C(60点以上)とする。
【成績評価の方法】レポート(70%)、出席点(30%)を基準として評価する。
課題・試験結果の開示方法
レポートはそれぞれにコメントを付して返却する。
履修上の注意・履修要件
授業中に指示した宿題や事前・事後学習はもとより、「講義内容・授業計画」に記載したテキスト等の該当箇所などについて、十分な予習・復習をして講義に出席すること。

実践的教育
該当しない
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。