シラバス情報

授業科目名
ヒューマンインタフェース
(英語名)
Human Interface
科目区分
共通科目(工学研究科 電気物性工学専攻 博士前期課程)
対象学生
工学研究科
学年
1年
ナンバリングコード
HETMA5MCA9
単位数
2単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義・実習 (Lecture/Practical Training)
開講時期
2024年度前期
担当教員
才木 常正
所属
非常勤講師
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標3/目標11/目標12
オフィスアワー・場所
講義終了後、教室にて
連絡先
saiki@hyogo-kg.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
3◎/5〇
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
ヒューマンインタフェースとは、人と人工物(機械、コンピュータ、建築物等)または人同士のインタラクションを快適にすることを目的とした考え方であり、機械操作等におけるユーザーと機械の情報交換を行うための仕組みである。本講義では、解剖学、認知科学、感性工学、人間工学、統計学、信号処理等から、ヒューマンインタフェースの基礎的な知識を幅広く学ぶ。そして、受講生がヒューマンインタフェースを考慮したより良い機械とは何かを説明できるようになることである。
授業のサブタイトル・キーワード
サブタイトル:ヒトと機械や道具のインタフェースを考え、生活や仕事に対する満足度(well-being)を高める学問
キーワード:人間工学、認知科学、感性工学
講義内容・授業計画
本講義では、まず、ヒューマンインターフェースを考える上で基礎となる人の各種特性や、その特性を調べるために必要な知識等を幅広く説明し、知識を得てもらいます。そして、現役研究員の講演や装置の見学を通して、ヒューマンインターフェースについて理解を深めてもらいます。最後に、得られた知識を基に、ヒューマンインターフェースに関係する課題を与え、グループで発表してもらいます。

1回:ガイダンス(ヒューマンインタフェースとは?)
2、3回:ヒューマンインタフェースの歴史(技術史)
4回:ヒューマンインタフェースに必要な基礎知識(計量、統計、検定)
5、6回:人の身体特性
7、8回:人の生理特性
9、10回:生体計測
11回:生体計測(実習)
12回:人の認知特性
13回:人の感性
14回:ヒューマンインタフェースに関する見学(兵庫県立工業技術センターで開催))
15回:発表

※生成系AIの利用については教員の指示に従うこと。課題レポートの作成や事前・事後学習に当たり、事例検索、翻訳等に補助的に生成系AIを使用しても良い。しかし、生成系AIの出力した内容について、事実関係の確認や出典・参考文献を確認・追記することが重要である。

教科書
随時指定する
参考文献
エンジニアのための人間工学(小松原明哲 著、日本出版サービス)等
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】発表の準備(30h)
【復習】講義内容の理解を深めるために配布プリントの読み直し(30h)
アクティブ・ラーニングの内容
兵庫県立工業技術センターの見学、生体計測実習、グループ発表を予定。


成績評価の基準・方法
参加度、発表、小テスト、レポート
課題・試験結果の開示方法
発表においては直後に議論する。小テストにおいては原則次の講義ないで解説する。レポートはおいては優れた内容のものを講義で紹介しながら講評する。
履修上の注意・履修要件
見学先である兵庫県立工業技術センター(神戸市須磨区)までの交通費は学生負担となります。
実践的教育
公設試験研究機関で人間工学関連の研究を行ってきた研究員が、企業や大学との共同研究で得た知識と経験を活かし、ヒューマンインタフェースの概要等について解説する。
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。