シラバス情報

授業科目名
電力・エネルギー工学講究Ⅱ
(英語名)
Advanced Researches on Electric Power II
科目区分
電気物性工学専攻科目,電子情報工学専攻科目
対象学生
工学研究科
学年
1年
ナンバリングコード
HETDA7MCA1
単位数
2単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度後期
(Fall semester)
担当教員
古谷 栄光、福本 直之、菊池 祐介、古賀 麻由子、瀬戸浦 健仁
所属
工学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標9
オフィスアワー・場所
随時・担当者居室
連絡先
furutani@eng.u-hyogo.ac.jp(古谷)
ykikuchi@eng.u-hyogo.ac.jp(菊池)
fukumotn@eng.u-hyogo.ac.jp(福本)
koga@eng.u-hyogo.ac.jp(古賀)

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
1◎/2〇/3〇
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
講義目的:
 エネルギー制御工学,プラズマ放電工学,核融合エネルギー工学,レーザ生成プラズマ計測工学,光ナノテクノロジー等の最先端の研究に触れて研究の深さを実感し,研究計画からその遂行,結果の考察等独立した研究者としての素養を養う.教員の指導のもとに,これらに関連する原著論文を購読してその内容を理解する.

達成目標:
 自ら最先端の話題を提供し,その話題を計画に沿ってわかりやすく説明できる.
授業のサブタイトル・キーワード
講義内容・授業計画
下記の教員の指導のもと,以下の内容をオムニバス方式で15週かけて行う.

(オムニバス方式)

1〜3:(古谷栄光)エネルギー制御工学:エネルギー制御では特性の解析・把握,特性に応じたシステムの構築・設計が必要である.本講義では,これらを行う技術であるモデル化,解析法,設計法などについて最新の技術を含めて解説する

4〜6:(菊池祐介)プラズマ放電工学:プラズマ・放電を利用した産業応用研究は多岐にわたるが,その理解に必須となるプラズマ放電物性について講義する.特に,プラズマと材料の相互作用に関する最新の研究課題についても解説する.

7〜9:(福本直之)核融合エネルギー工学:磁気閉じ込め核融合研究における最新のプラズマ物理とその制御を中心に講義する.さらに,エネルギー開発としての核融合の現状と今後の課題についても解説する.

10〜12:(古賀麻由子)レーザー生成プラズマ計測工学:レーザー生成プラズマ研究では高時間空間分解能を持つ様々な計測器が必要とされる.本講義ではこれらの計測器の特徴,原理について講義する.さらに高速度現象をめぐる最新の計測技術開発状況についても解説する.

13〜15:(瀬戸浦健仁)光ナノテクノロジー:ナノテクノロジー分野における、光を用いる先端的なナノデバイスおよび計測手法、そして光機能性材料について講義する。特に、これらナノデバイスおよびナノ材料を用いた光エネルギー変換の最新の研究報告についても解説する。

生成系AIの利用:生成系AIの利用については指導教員の指示に従うこと。レポート,小論文,学位論文等については学生本人が作成することを前提としているため,生成系AIのみを用いて作成することはできません。指導教員が認める範囲を越えて生成系AIを使用したことが判明した場合は単位を認定しない,または認定を取り消すことがあります。
教科書
テキスト資料配布
参考文献
学生自らが必要と思った文献を自主的に集める.
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業に際して指示する資料を事前読み込み(20h)、プレゼンテーションの準備(10h)
【復習】レポート作成(30h)
アクティブ・ラーニングの内容
採用しない.
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
講義目的・到達目標に記載する能力の到達度に基づき、S(90点以上)、A(80点以上)、B(70点以上)、C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。
【成績評価の方法】
講義目的・到達目標に記載する能力の到達度を発表(50%)とレポート(50%)の合計にて評価する。
課題・試験結果の開示方法
レポートはコメントを付して返す。

履修上の注意・履修要件
実践的教育
該当しない
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。