回路・システム講究Ⅰ

Advanced Researches on Circuitsand Systems I

ー

-

工学研究科

1年

HETDA7MCA1

2単位

講義 (Lecture)

2024年度前期

榎原 晃、河合 正、山本 真一郎、有川 敬

工学研究科

日本語

目標9

随時・担当者居室

enokihara@eng.u-hyogo.ac.jp(榎原)
yamamoto@eng.u-hyogo.ac.jp(山本)
kawai@eng.u-hyogo.ac.jp(河合)
arikawa@eng.u-hyogo.ac.jp(有川)

ー

1◎

ー

ー

【教育目的】
平面回路法、有限要素法、時間依存有限差分法などいくつかの電磁界解析法のマイクロ波回路、光デバイス回路への応用，EMC・電波応用と遮へい技術，材料，さらに，テラヘルツ波の基礎から応用について講義する。これらの講義を通して研究者としての素養を養う。
【到達目標】
各専門分野に関する与えられた課題を分析し，その結果を説明できる。

（オムニバス方式）
（榎原晃教授）
光電磁波回路：マイクロ波フォトニクスに代表される光とマイクロ波の融合領域の技術分野は、その重要性は高いが、必要とされる知識は広範囲に及ぶ。ここでは、光導波路構造や高周波回路構造の基礎理論とその応用展開に必要な最新の技術に関する講義を行う。

（山本真一郎准教授）
電磁環境対策法：電磁環境（EMC）対策の一つである電磁波吸収・遮へい技術について、マイクロ波からミリ波を含む広帯域における適用例、応用例について解説する。さらに、近年注目されている人工材料を用いた新たな構成法についても紹介する。

（河合　正准教授）
電磁波回路：電磁波伝撒の問題に対して、マクスウェル方程式などで表現された微分方程式を数値的に解く方法が考えられる。ここでは、有限要素法、境界要素法、時間領域有限差分法などを取り上げ、それらの理解とマイクロ波・ミリ波デバイスへの適用法について講義を行う。

（有川　敬准教授）
テラヘルツ波工学：次世代の超高速無線通信や高機能センシングを実現するためには、テラヘルツ波の利用が不可欠である。ここでは，テラヘルツ波の特性を生かした様々な応用から、最新の研究動向までを紹介する。

課題・レポートなどの作成に際して，生成系AIの利用は認めない。

各教員の指定する参考書および配布プリント

【予習】授業に際して指示するテキスト・オンデマンド教材等の部分を事前読み込み（20ｈ）
【復習】レポート作成（20ｈ）、講義内容の理解を深め定着させるためにテキスト・オンデマンド教材等を読み直し（20ｈ）

採用しない

試験，あるいはレポート等を評価し，60ポイント以上を合格とする。

レポートは講義の中で紹介しながら講評する。
また，定期試験を行う場合には，授業評価アンケートの教員コメント欄に試験結果に関するコメントもあわせて記載する。

必ず出席すること

該当しない