シラバス情報

授業科目名
機械工学講究Ⅴ
(英語名)
Study on Mechanical Engineering V
科目区分
機械工学専攻科目
対象学生
工学研究科
学年
1年
ナンバリングコード
HETDK7MCA1
単位数
2単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度後期
(Fall semester)
担当教員
小西 康夫、阿保 政義、佐藤 孝雄、荒木 望
所属
工学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標4/目標9
オフィスアワー・場所
随時・担当者居室
連絡先
konishi@eng.u-hyogo.ac.jp(小西)
abo@eng.u-hyogo.ac.jp(阿保)
tsato@eng.u-hyogo.ac.jp(佐藤)
araki@eng.u-hyogo.ac.jp(荒木)

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
1◎/2〇/3〇
全学DP
1-1◎
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
講義目的
  ものづくりにおける高度な計測と制御の技術に関する原理,理論および解析手法等について理解する.

到達目標
  各担当教員が講義した内容を理解することにより,関連する最前線の研究とその応用について説明できること .
授業のサブタイトル・キーワード
Tribology, Control Theory, Measurement, System Identification
講義内容・授業計画
4名によりオムニバス方式で指導する.指導・討論の内容は以下の通りである.

1〜4週 (56 阿保政義 准教授) 摩耗の理論と摩耗試験
  トライボロジーは機械等の摩擦・摩耗・潤滑を扱う分野であり,情報機器のような先端技術に関わると同時に,それらを支える材料製造,機械加工など幅広い基盤技術にも大いに関わっている.ここでは,材料のトライボロジー特性を客観的に把握するために標準化された摩耗試験方法について講義する.

5〜8週(50 小西康夫 教授) 非線形機械システムの制御
  ロボットの制御問題を取り上げ,非線形システムのロバスト制御やスライディングモード制御など最新の制御理論について講義する.また,ロボットの知能制御に関する最近の技術動向も紹介する.

9〜12週 (60 佐藤孝雄 准教授) 適応制御
  制御対象の特性が事前には得られず,また動作条件や環境条件により特性が変動することは現実に起こりうるが,環境の変化に応じて自らを変化させることにより制御性能を向上させることが可能となる適応制御に関して紹介する.

13〜15週 (荒木望 准教授) 状態推定手法
 制御を行う上では制御対象の物理量を計測することが必要不可欠である.この物理量の計測において,センサ等で直接観測できない物理量を対象の動的モデルから推定する状態推定手法の基礎と近年の技術動向を紹介する.

なお,この授業では生成AIの使用は不可とする.
教科書
担当教員より適時資料を配布する
参考文献
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業に際して指示する資料の事前読み込み(30h)
【復習】講義内容の理解を深め定着させるため資料の読み直し(15h),練習問題の理解(15h)


アクティブ・ラーニングの内容
採用しない
成績評価の基準・方法
担当教員とのディスカッション50点,レポート50点による
課題・試験結果の開示方法
レポートを出題した場合は,原則講義内で解説する。

履修上の注意・履修要件
実践的教育
該当しない
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。