シラバス情報

授業科目名
環境エネルギー工学講究
(英語名)
Study on Environment and EnergyEngineering
科目区分
専門教育科目
対象学生
工学研究科
学年
1年
ナンバリングコード
HETDP7MCA1
単位数
2単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度前期
(Spring semester)
担当教員
岸 肇、伊藤 和宏、飯村 健次、柿部 剛史
所属
工学研究科 化学工学専攻
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標9/目標12
オフィスアワー・場所
随時・担当者居室
連絡先
kishi@eng.u-hyogo.ac.jp(岸)
itoh@eng.u-hyogo.ac.jp(伊藤)
iimura@eng.u-hyogo.ac.jp(飯村)
kakibet@eng.u-hyogo.ac.jp(柿部)


対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
1◎
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
講義目的
環境・エネルギー問題に対応するためには、流体、熱および物質移動に関する知識や、環境に対して優れた適合性を示す材料および省エネルギーに寄与する軽量材料に関する知識が必要である。本講究では、エネルギー変換で重要な運動量・熱・物質移動の基本的な知識を応用し、リサイクル、省エネルギー化に重要な環境適合性高分子や軽量複合材料の製造法、環境エネルギー関連プロセス設計等を体系化して説明できる。

到達目標
1)植物バイオマスを原料とする高分子などの環境適合性高分子および構造体軽量化による省エネルギー化に寄与する先進複合材料の製造プロセスや物性を関係づけ説明できる。
2)エネルギー変換プロセスや省エネルギー技術において重要となる運動量・エネルギー・物質の移動現象の解析に必要な基礎的知識について整理し説明できるとともに、流体の混合などに応用する。
3)流体中に固体や液滴等が分散する際の安定性の基本となる相互作用や界面における物質移動等について整理し説明できるとともに、コロイド系に応用する。
授業のサブタイトル・キーワード
バイオマス、省エネルギー、エネルギー変換、コロイド、流体
講義内容・授業計画
下記講義内容についてオムニバス方式で行う。
講義中において生成系AIの利用は認めない。
学生が事前・事後学習、レポート等において生成系AIを利用する場合、その出力内容が実験事実に基づく確かなものであることを出典・参考文献に遡って検証することが重要である。

授業計画
1.バイオマス
2.生分解性高分子
3.高分子の環境劣化
4.複合材料(1)強化材
5.複合材料(2)マトリックス材
6.表面・界面
7.接着
8.分子間相互作用(1)
9.分子間相互作用(2)
10.コロイド・微粒子
11.エネルギー変換技術(1)
12.エネルギー変換技術(2)
13.省エネルギー技術
14.プロセス設計
15.流体の混合
教科書
適宜、プリントや論文を配布する
参考文献
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業に際して指示するテキストを事前読み込み(15h)、プレゼンテーションの準備(5h)
【復習】レポート作成(3回、15h)、講義内容の理解を深め定着させるためにテキストを読み直す(15h)
アクティブ・ラーニングの内容
採用しない
成績評価の基準・方法
講義目的・到達目標に記載する能力の到達度に基づき、S(90点以上),A(80点以上),B(70点以上),C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。レポート50%、プレゼンテーション50%を基準として受講態度も含めて総合的に判断する。
課題・試験結果の開示方法
課題レポートについては、次回講義にて適宜解説する。
個別質問に回答し、全体へは授業評価アンケートの教員コメント欄に記載する。

履修上の注意・履修要件
実践的教育
該当しない
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。