シラバス情報

授業科目名
物質エネルギー工学セミナー
(英語名)
Seminar of Material and EnergyEngineering
科目区分
対象学生
工学研究科
学年
1年
ナンバリングコード
HETDA7MCA7
単位数
2単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義・演習 (Lecture/Seminar)
開講時期
2024年度前期
担当教員
松田 聡、菊池 丈幸
所属
工学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標7/目標9/目標12
オフィスアワー・場所
随時(事前にメールによる連絡をすることが望ましい)
松田 C528研究室
菊池 C534研究室
連絡先
smatsuda@eng.u-hyogo.ac.jp(松田)
kikuchi@eng.u-hyogo.ac.jp(菊池)


対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
2◎
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】物質の生産プロセスにおいては、従来の鉄鋼・非鉄鋼材料以外の複合材料およびセラミックスが多く用いられており、これらの化学的・物理的特性および力学的特性を知ることは、装置の設計・管理のみならず、操作の安定化の点からもきわめて重要である。本セミナーでは,金属材料・セラミックス・粉粒体・高分子材料・複合材料の諸特性 (破壊、劣化、耐久性)、作成と処理法およびこれらの実用化に際しての力学的、材料的、反応論的な評価・解析手法を説明できることとする。
【到達目標】上記の力学的、材料的、反応論的な評価・解析手法を自らの研究課題と関連付け,表現することを到達目標とする。

授業のサブタイトル・キーワード
講義内容・授業計画
【講義内容】金属材料・セラミックス・粉粒体・高分子材料・複合材料の諸特性 (破壊、劣化、耐久性)、作成と処理法およびこれらの実用化に際しての力学的、材料的、反応論的な評価・解析手法を解説する.
【授業計画】
オムニバス式で行う。
1.エネルギーの観点からみた複合材料の利用
2.複合材料の成形方法
3.破壊、劣化、耐久性の評価方法
4.破壊エネルギーを向上のための手法
5.レポートに対する発表,討論
6.無機固体のエネルギー論1:格子エネルギーと熱力学サイクル
7.無機固体のエネルギー論2:固体状態の熱力学
8.無機固体のエネルギー論3:無機固体の合成と反応
9.無機固体のエネルギー論4:格子振動と熱的・弾性的性質
10.レポートに対する発表,討論
11.粒子の破壊理論
12.ナノ粒子の化学的合成法
13.ナノ粒子の計測技術
14.粒子充填構造および操作法
15.レポートに対する発表,討論

生成系AIの利用については教員の指示に従うこと。生成系AIによる出力結果をそのまま課題レポートとして提出してはいけない。生成系AIによる出力をそのまま提出したことが判明した場合は単位を認定しない、又は認定を取り消すことがある。


教科書
資料は講義中に配布する
参考文献
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業に際して指示するテキスト・オンデマンド教材の部分を事前読み込み(15h)
【復習】レポート作成,プレゼンテーション資料作成(3回、45h)
アクティブ・ラーニングの内容
作成したレポートに対して,グループワークによるディスカッションを行う.
成績評価の基準・方法
成績評価の基準
 
エネルギー問題関連に関する基礎を理解し、理解した内容を発展させ表現できる者に単位を授与する。
講義目的・到達目標に記載する能力(知識・技能、思考力、判断力、表現力等)の到達度に応じて、S(90点以上),A(80点以上),B(70点以上),C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。

成績評価の方法 
レポート(40点)、プレゼンテーション(30点),討論(30点)によって総合的に評価する.
課題・試験結果の開示方法
レポートは、原則次の講義内で解説する。できない場合は,ユニバーサルパスポートを介して論評する.
履修上の注意・履修要件
実践的教育
該当しない
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。