シラバス情報

授業科目名
放射光ナノ工学講究
(英語名)
放射光ナノ工学講究
科目区分
材料・放射光工学専攻科目
対象学生
工学研究科
学年
1年
ナンバリングコード
HETDH7MCA1
単位数
2単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度前期
担当教員
原田 哲男
所属
工学研究科(材料・放射光工学専攻,放射光ナノ工学グループ)
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
該当なし
オフィスアワー・場所
随時・ニュースバル
連絡先
harada@lasti.u-hyogo.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
1〇/2〇
全学DP
1-1〇
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
<講義の目的>
放射光は従来の光に比べて輝度が高いので、放射光を用いて様々な分析および応用研究が進められている。本講義では、放射光のビームライン技術、放射光を用いた分析手法や応用研究について、より実践的な原著論文を購読する。
<到達目標>
放射光の分析技術を理解し、ビームライン光学系について実践的な説明ができるようになること。
授業のサブタイトル・キーワード
放射光ビームライン光学系と測定手法の実践的な理解〜軟X線ビームライン光学系と光源〜
キーワード:放射光、軟X線、斜入射ミラー、焦点距離、回折格子、吸収分光
講義内容・授業計画
<講義内容>
放射光を用いた材料研究を進める場合に必要な光源の性質、ビーライン光学系、分光器について実践的な内容を、軟X線ビームラインの原著論文の紹介を通して学ぶ。
<講義計画>
以下のような内容の原著論文を用いる。
・軟X線ビームラインの構成と性能紹介論文
・軟X線顕微鏡とそのビームライン
・軟X線分光器の設計と性能
・偏光電磁石光源の偏光特性
・アンジュレータ光源の偏光特性とその設計

*⽣成系AIの利⽤については教員の指⽰に従うこと。⽣成系AIによる出⼒結果をそのまま課題レポートとして提出してはいけない。 ⽣成系AIによる出⼒をそのまま提出したことが判明した場合は単位を認定しない、⼜は認定を取り消すことがある。
教科書
大橋治彦・平野馨一 「改訂版 放射光ビームライン光学技術入門」 日本放射光学会
参考文献
渡辺誠・佐藤繁 「放射光科学入門」 東北大学出版会

David Attwood, Anne Sakdinawat, "X-Rays and Extreme Ultraviolet Radiation : Principles and Applications (2)", Cambridge University Press.

事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業に際して指示するテキスト教材の部分を事前読み込み(20h)
【復習】レポート作成(1回、20h)講義内容の理解を深め定着させるためにテキスト教材を読み直し(20h)
アクティブ・ラーニングの内容
採用しない
成績評価の基準・方法
成績評価の方法
レポートの内容(50%)と受講態度(積極的な質問等, 50%)を含めて総合的に評価する。
課題・試験結果の開示方法
レポートの内容は提出後の授業中に取り上げ、回答内容について解説する。
履修上の注意・履修要件
実践的教育
ニュースバル放射光施設にて研究・測定をしている教員が、日々利用しているビームラインでの経験を生かして、ビームライン光学系や測定手法について解説するため、実践的教育に該当する。
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。