シラバス情報

授業科目名
物質創成工学講究
(英語名)
Study on Materials ConstructionEngineering
科目区分
化学工学専攻科目
対象学生
工学研究科
学年
1年
ナンバリングコード
HETDP7MCA1
単位数
2単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度前期
担当教員
岸 肇、嶺重 温、菊池 丈幸
所属
工学研究科 化学工学専攻
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標9/目標12
オフィスアワー・場所
岸 水曜18:00-19:30(事前連絡が望ましい),C525研究室
嶺重 月曜10:30-12:00,C533研究室(上記に限らず可能な限り対応する)
菊池 随時(事前連絡が望ましい),C534研究室
連絡先
kishi@eng.u-hyogo.ac.jp
mine@eng.u-hyogo.ac.jp
kikuchi@eng.u-hyogo.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
3◎
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
講義目的
  誘電性、導電性、磁気特性および機械的特性に優れたセラミックス材料や高分子系複合材料の構造と機能を関係づけ説明できる。また、それらの材料設計、合成法およびその評価方法について分類・整理できる。

到達目標
 1) セラミックスや高分子系複合材料の構造と機能を関係づけ説明できる。
 2) 材料設計、合成法およびその評価方法を関係づけ説明できる。
授業のサブタイトル・キーワード
セラミックス、半導体、高分子、複合材、イオン伝導、透磁率、マルチフェロイック
講義内容・授業計画
科目の位置付け、教育内容・方法
無機及び有機化学分野において物質創成を行う上で重要となる材料設計、合成法及び評価方法について詳述する。  
講義において生成系AIの利用予定はない。学生が事前・事後学習において生成系AIを利用する場合、その出力内容が実験事実に基づく確かなものであることを出典・参考文献に遡って検証することが重要である。生成系AIの出力によるレポート、出典・参考文献引用のないレポートは認めない。

授業計画
 1 セラミックスの電気特性
 2 半導体
 3 誘電体    
 4 イオン導電体      
 5 光触媒
 6 強化繊維(1) 
 7 強化繊維(2)     
 8 マトリックス樹脂   
 9 ポリマーアロイ   
10 ナノコンポジット   
11 高透磁率材料
12 高保磁力材料
13 磁気記録材料   
14 磁気光学効果材料     
15 マルチフェロイック材料
教科書
プリント資料を配布
参考文献
無機機能材料、河本邦仁編、東京化学同人
複合材料、大蔵、福田、香川、西共著、東京大学出版会
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業に際して指示する資料を事前読み込み(1h×15週)、プレゼンテーション準備(5h×3回)
【復習】講義内容の理解を深め定着させるために資料を読み直し、当該分野の調査結果に基づくレポートを作成(15h×3回)、
アクティブ・ラーニングの内容
採用しない
成績評価の基準・方法
レポートおよびプレゼンテーションにて評価(レポート 50%,プレゼンテーション 50%)
評価点は、S(90点以上),A(80点以上),B(70点以上),C(60点以上)とする。
課題・試験結果の開示方法
ユニバーサルパスポートのクラスプロファイル機能を使い、コメントあるいは講評を返す。
履修上の注意・履修要件
履修にあたっては、「無機固体化学」、「磁性材料化学」、及び「先進複合材料」を受講していることが望ましい。
講義資料や参考図書なども適宜参照して、十分な予習・復習を行うこと。

実践的教育
該当しない。
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。