教員名 : 嶺重 温
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授業科目名
機能性無機材料学特別セミナー
(英語名)
Special Seminar on FunctionalInorganic Materials
科目区分
ー
工学研究科 応用化学専攻/化学工学専攻共通科目
対象学生
工学研究科
学年
1年
ナンバリングコード
HETDA7MCA3
単位数
2単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
演習 (Seminar)
開講時期
2024年度後期
(Fall semester)
担当教員
嶺重 温
所属
工学研究科 化学工学専攻
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標7/目標9
オフィスアワー・場所
木曜日, 12:10~13:00・C533号室
連絡先
mine@eng.u-hyogo.ac.jp
対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
ー
研究科DP
1◎
全学DP
ー
教職課程の学修目標
ー
講義目的・到達目標
【講義目的】
本講義では、機能性無機材料としてガラス、セラミックス、高温超伝導体、錯体などを取り上げそれらの諸特性について理解し、討論することでこれらの特性を利用した応用分野開拓の能力を養うことを目的とする。 【達成目標】 各材料の組成・構造に関連付けて特性を理解し、説明が得きること、工業的用途に関する理解を深め、材料開発に関する提案ができること 授業のサブタイトル・キーワード
機能性ガラス
機能性セラミックス 有機−無機ハイブリッド 講義内容・授業計画
【講義内容】
ガラス、セラミックスを中心とする無機材料は非常に古くから使われており構造用材料、機能性材料の両面で幅広く利用されている。本講義では大学院後期課程の学生を対象として、これまでに学んできた無機材料学の延長線上との位置づけで機能性ガラス、セラミックスに加え、有機−無機ハイブリッド、錯体などを取り上げて、それらの特性を理解した上で、応用面について言及する。 【授業計画】 1.機能性ガラス 2.ガラスの実例と特性および応用 3.ガラスの電気特性と応用 4.ガラスの光学特性と応用 5.有機−無機ハイブリッドの構造と特性 6.有機−無機ハイブリッドの応用 7.有機−無機ハイブリッドの特性とその機構 8.機能性ガラスセラミックス 9.セラミックスの電気特性 10.遷移金属化合物の異常原子価と物性 11.欠陥化学 12.誘電体材料 13.光電子材料 14.高温超伝導体 15.錯体の構造と反応 ※ このセミナーでは生成AIの利用を予定していないが、学生が利用する場合には参考文献が実在するかなど事実確認を必ず行うこと。 教科書
プリント
参考文献
A. R. ウエスト著, 後藤 孝ら訳, "固体化学", 講談社.
水田 進, 脇原 將孝 編, "固体電気化学", 講談社サイエンティフィク. 事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業に際して指示する資料の読み込みとプレゼンテーションの準備(30h)
【復習】レポート作成(4回、30h) アクティブ・ラーニングの内容
採用しない
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
機能性ガラス、セラミックス、有機−無機ハイブリッド、錯体に関する最新の学術成果を理解し、到達目標を実施できたものについては、その能力の到達度に基づき、S(90点以上),A(80点以上),B(70点以上),C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。 【成績評価の方法】課題レポートを基に評価する。 課題・試験結果の開示方法
レポートは、それぞれにコメントを付して返す。
履修上の注意・履修要件
実践的教育
該当しない
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。
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