シラバス情報

授業科目名
信頼性材料工学セミナー
(英語名)
Advanced Seminar on Highly ReliableMaterials
科目区分
材料・放射光工学専攻科目
対象学生
工学研究科
学年
1年
ナンバリングコード
HETDH7MCA1
単位数
2単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度前期
担当教員
伊藤 省吾、土田 紀之、鈴木 隆史
所属
工学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標11/目標12
オフィスアワー・場所
月・木曜13:00〜17:00
連絡先
itou@eng.u-hyogo.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
1◎
全学DP
教職課程の学修目標
目標1:磨き続ける力/ー

講義目的・到達目標
講義目的
 新材料が安心して用いられるためにはその信頼性を得ることが必要である。そのため、ワイブル分布関数、標準正規分布関数などさまざまな分布関数を用いた統計的なデータ処理による強度、寿命などの、より正確な推定が望まれる。本講義は、革新的材料の創製プロセスと、それらの機械的性質についての統計学的処理法について詳しく述べ,受講学生は各項目の説明が出来るようにする。さらに,最先端材料、新素材、及び機能材料の開発に至るまでのシステム工学的経緯や今後の展望について、これらの最近の研究成果を近着雑誌に求め、輪読を通じて理解を深め,各内容を説明できるようにする。

到達目標
金属材料,最先端材料、新素材、及び機能材料における統計学的処理法および各種新材料の耐久信頼性について理解を深め,受講学生は各項目の説明が出来るようになることを目標とする。
授業のサブタイトル・キーワード
金属材料,最先端材料、新素材、及び機能材料における統計学的処理法および各種新材料の耐久信頼性について理解に向けて
講義内容・授業計画
講義内容
 最先端材料、新素材、及び先進材料の開発に至るまでのシステム工学的経緯や今後の展望について、これらの最近の研究成果を近着雑誌に求め、輪読を通じて理解を深め,各内容を説明できるようにする。

授業計画
伊藤:耐久信頼性は、太陽電池および水素燃料電池の市場化において最も重要な要素である。本講義では太
陽電池および水素燃料電池の耐久信頼性について必要な事項を解説し、そのための太陽光発電システ
ムの技術要素について考察する。詳細は以下のとおりである.
1.金属の腐食,2.有機材料プラスチックの酸化,3.セラミックス・ガラスの耐性,4.水素脆化,5.シリコン太陽電池の劣化,6.ペロブスカイト太陽電池の劣化,7.水素燃料電池の劣化

土田:1.材料の強化機構I 2.材料の強化機構II 3.材料の破壊I 4.材料の破壊II

鈴木:1.確率過程と分布 2.ベイズ推定 3.信頼性工学への応用I 4.信頼性工学への応用II

⽣成系AIの利⽤:⽣成系AIの利⽤については教員の指⽰に従うこと.⽣成系AIによる出⼒結果をそのまま課題レポートとして提出してはいけない.⽣成系AIによる出⼒をそのまま提出したことが判明した場合は単位を認定しない,⼜は認定を取り消すことがある.

教科書
プリント
参考文献
プリント
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】講義に際して指示する資料・論文の事前読み込みや文献・資料検索(30h)
【復習】レポート作成(30h)


アクティブ・ラーニングの内容
採用しない
成績評価の基準・方法
与えられた課題に対するレポート内容によって評価する。


伊藤担当分:40%
土田担当分:30%
鈴木担当分:30%
課題・試験結果の開示方法
レポートについては提出時に講評を返す。
履修上の注意・履修要件


実践的教育
該当しない
備考
※本学の配付資料を参照してください。
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。