シラバス情報

授業科目名
森林資源学
(英語名)
Forest Resources
科目区分
専門教育科目
対象学生
環境人間学部
学年
カリキュラムにより異なります。
ナンバリングコード
HHHBE3MCA1
単位数
2.0単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度後期
担当教員
大橋 瑞江
所属
環境人間学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標7/目標13/目標15
オフィスアワー・場所
オフィスアワー一覧表(ユニバーサルパスポートに掲示)を参照のこと
連絡先
オフィスアワー一覧表(ユニバーサルパスポートに掲示)を参照のこと

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
2◎/3〇/4〇
研究科DP
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】森林が作り出す生態系の仕組みを理解し、その管理方法、様々な機能や役割についての知識を深める。
【到達目標】その中で森林資源を適切に維持、活用するための自然の理にかなった保全と利用のあり方について考える。
授業のサブタイトル・キーワード
林業、木材、森林管理、自然環境
講義内容・授業計画
森林に生息する生物群集と環境との関わりによって生まれる森林生態系について、その構造とメカニズムを学ぶ。森林の物質生産、物質循環に基づき、森林を計画的に利用するためのシステムや管理技術、課題などを知る。

1. 森林科学の諸分野:森林科学に含まれる各学問分野を概説する。
2. 森林資源:日本の森林資源の分布と特徴を説明する。
3. 物質生産:森林の資源生産の仕組みとメカニズムを説明する。
4. 物質循環:森林生態系のエネルギーと物質の流れを理解する。
5. 森林整備:森林管理の考え方と主な管理手法を説明する。
6. 森林法:日本の森林資源を保全し、利用するために整備されている法律を学ぶ。
7. 森林管理計画:行政の立場から森林を管理する方法を概説する。
8. 森林・林業白書:行政による森林関連の報告書について学ぶ。
9. 森林経営:森林所有者の立場からの森林管理を学ぶ。
10. 森林保全:環境林としての森林の働きとその保全について学ぶ。
11. 水循環と水資源:森林水文の基礎を説明する。
12. 森林防災:森林と災害の関係を説明する。
13. 水源涵養:森林土壌の形成と水の貯留メカニズムを説明する。
14. 微気象:森林特有の温度・光・風環境の形成を概説する。
15. 野生動物:森林の生物多様性と野生生物管理の重要性を学ぶ。


生成系AIの利用:
生成系AIの利用については教員の指示に従うこと。生成系AIによる出力結果をそのまま課題レポートとして提出してはいけない。生成系AIによる出力をそのまま提出したことが判明した場合は単位を認定しない、又は認定を取り消すことがある。


教科書
プリント資料を配布予定
参考文献
参考書籍,文献等については授業の際に指示する。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
講義1・5時間+予習・復習4時間×15週=90時間
アクティブ・ラーニングの内容
講義内容について、学生とのディスカッションを行う 
成績評価の基準・方法
レポート・小テスト20%、定期試験80%を基準として、受講態度(積極的な質問等)を含めて下記の通りに判定す
る。
S:同分野における専門的知識とその応用力が身についている。
A:十分な専門的知識と理解を習得している。
B:専門的知識を習得している。
C:部分的に理解している。
D:専門性の獲得が見られない。 
課題・試験結果の開示方法
課題や試験の問に対して優れた内容の回答を講評する。 
履修上の注意・履修要件
別途、連絡することがあるので、掲示や大学アドレスへのメール連絡等に注意すること。履修に当たっては、自然科学の基礎知識を有していることが望ましい。
・履修希望者が定員を超える場合は、ランダム抽選や課題により履修者を決定する場合がある。なお、履修希望者が定員を若干名超える場合は、履修希望者全員の履修を認める場合もある。
 
実践的教育
該当しない
備考
この講義は、担当教員の専門分野である森林生態学の学問的基礎部分を解説するものである。
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。