シラバス情報

授業科目名
現代経済分析
(英語名)
Modern Economic Analysis
科目区分
専門教育科目
-
対象学生
環境人間学部
学年
2年
ナンバリングコード
HHHBE2MCA1
単位数
2.0単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度前期
(Spring semester)
担当教員
江口 善章
所属
環境人間学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標1/目標4/目標8
オフィスアワー・場所
オフィスアワー一覧表(ユニバーサルパスポートに掲示)
連絡先
オフィスアワー一覧表(ユニバーサルパスポートに掲示)

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
3◎/2〇
研究科DP
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
経済学は人々が食べて生活していく上で、どういう社会を築いていけばより生きやすくなるのかを問う学問です。
人が生き抜いていくためには食糧や生活物資が必要であり、現代社会でそれらを得るためにはお金が必要である。そのお金はどうやって稼ぐのか、お金を稼ぎ易くするために先人たちはこれまでどういう社会を形成してきたのか、そして現在形成していこうとしているのかの理解を深めることを目的とします。
 本講義の到達目標は、人間が暮らしやすくするために智慧を絞って採用してきた過去の社会制度や、現在諸外国が採用している社会システムとも比較しながら、現代社会を姿を説明できるようにすることである。
授業のサブタイトル・キーワード
人が生きやすい社会の変遷
講義内容・授業計画
講義内容
本講義では人間の生命基盤である経済について、社会体制の変遷からはじめ基礎的概念を紹介する。後半では経済運営を考える上で有力な理論的バックボーンであるマクロ経済学について紹介する。

授業計画は以下の通り。
① ガイダンス 本講義の目標や概要を説明する。
② 経済社会の課題
③ 社会体制の変遷(封建社会→資本主義社会)
④ 資本主義社会の本質的課題と解決策
⑤ 資本主義、共産主義、社会主義
⑥ 中国の社会体制と課題
⑦ 韓国経済の歴史的経緯と実態およびその課題
⑧ マクロ経済学—国民所得の諸概念
⑨ 三面等価の原則、物価
⑩ 財市場の分析—45度線分析
⑪ 国民所得の決定
⑫ 失業率と財政政策
⑬ 資産市場の分析—投資の理論
⑭ 金融政策の概要
⑮ 日本の雇用環境の現状と将来予測
定期試験

以上の予定で講義を進めるが、進捗状況によっては変更もあり得る。
※この授業で生成AIは利用しないが、事前事後学習や課題への取組の中で
生成AIを利用することには制限は設けない。
教科書
必要に応じてプリントを配布する。
参考文献
岩田規久男(著)『経済学を学ぶ』ちくま新書
諸江他(訳)『旅行・観光の経済学』文化書房博文社
他、必要に応じて適宜授業中に紹介する。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】次の授業に備えて前回のノートを確認(15h)
【復習】講義内容の理解を深めて定着させるために、授業中自分で取ったノートの読み返し(30h)。
    レポート(2回×4h=8h)、自宅課題(演習問題)(4回×2h=8h)
アクティブ・ラーニングの内容
該当しない
成績評価の基準・方法
成績評価の基準
 授業で説明する過去の社会システムを比較しながら現代の経済システムを相対的に理解し、現代経済の基礎的理論を説明できる者については、
 講義目的・到達目標に記載する能力(知識・技能、思考力、判断力、表現力等)の到達度に基づき、S(90点以上)、A(80点以上)、B(70
 点以上)、C(60点以上)による成績評価の上、単位を付与する。

成績評価の方法
 原則として定期試験の得点に基づく。
課題・試験結果の開示方法
提出された課題は全てチェックして返送します。
定期試験の採点結果は、UNIVERSAL PASSPORTにて本人に開示する。
履修上の注意・履修要件
本授業での説明は主に板書をしながら進める。
したがって各自でノートをとるなり、或いはパソコンに入力するでも
構わないので、自分で要点を書き留めていくことを心掛けてほしい。

実践的教育
該当しない
備考
本講義は、公務員試験の受験希望を持っている者を意識した入門的内容(マクロ経済学)である。
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。