教員名 : 竹内 和雄
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授業科目名
現代教育論
(英語名)
Issues on Current Education
科目区分
専門教育科目
ー
対象学生
環境人間学部
学年
2年
ナンバリングコード
HHHBE2MCA1
単位数
2.0単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度後期
担当教員
竹内 和雄
所属
環境人間学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標3/目標4
オフィスアワー・場所
オフィスアワー一覧表(ユニバーサルパスポートに掲示)
連絡先
オフィスアワー一覧表(ユニバーサルパスポートに掲示)を参照のこと
対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
5◎/4〇
研究科DP
ー
全学DP
ー
教職課程の学修目標
ー
講義目的・到達目標
現代の教育を学ぶ上で、学校教育だけでなく、広く社会全体から俯瞰して考えることは重要である。本講義は現代の社会の中の教育の位置づけを学び、理解することを目的とし、さらに現代の教育の課題について論考する。
本講義の到達目標は、1)現代の教育を考える上での基礎的な状況を説明できること、2)教育課題状を理解し、説明できるようになること、である。 授業のサブタイトル・キーワード
サブタイトル:現代教育の課題を明らかにし、対応策を考える
キーワード:いじめ、不登校、暴力行為、ネット問題 講義内容・授業計画
講義内容
上記の目標を達成するために、現代教育の諸問題について学ぶ。さらに「いじめ」「不登校」「保護者対応」等の子どもや学校の課題について、グループ学習及びプレゼンテーションを行い、主体的に深く考える機会とする。学生が小グループに分かれて、自分たちの問題意識で、調査し発表する。問題意識を高めるために、教職教員等、実際に子どもの教育に携わる専門家をゲストスピーカーとして招き、現場の生の声に触れる機会を持つ予定である。 授業計画 1.オリエンテーション:目的と到達目標 2.教育の今日的問題について、グループ発表について 3.子どもの課題1:いじめ 4.子どもの課題2:不登校 5.子どもの課題3:非行、暴力行為 6.子どもの課題4:ケータイ・ネット 7.子どもの課題5:学級崩壊 8.子どもの課題6:討議とまとめ(中間レポートについて) 9.学校の課題1:小中連携 10.学校の課題2:ピア・サポート 11.学校の課題3:虐待対応 12.学校の課題4:教師の精神疾患 13.学校の課題5:保護者対応 14.学校の課題6:討議とまとめ(最終レポートについて) 15.全体のまとめ(到達度の確認) 生成系AI 生成系AIの利用については教員の指示に従うこと。生成系AIによる出力結果をそのまま課題レポートとして提出してはいけない。生成系AIによる出力をそのまま提出したことが判明した場合は単位を認定しない、又は認定を取り消すことがある。 教科書
生徒指導提要(改訂版)文部科学省2022
参考文献
「10代と考えるスマホ」岩波書店 竹内和雄著 など授業中に紹介するので、積極的に読んでほしい。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業で指示するテキスト・オンデマンド教材の事前読み込み(15h) プレゼンテーションの準備(15h)
【復習】レポート作成(5回、15h)、テキスト・オンデマンド教材の読みなおし(15h) アクティブ・ラーニングの内容
【アイスブレイク】講義の初めにアンケートをもとにしたグループディスカッション(10分×15回)
【ブレーンストーミング】付箋を使った課題の洗い出し(20分×4回) 【発表】グループ単位のプレゼン(3回) 成績評価の基準・方法
成績評価の基準
現代の教育を考える上での基礎的な状況を理解し、課題についても分析できる者に単位を授与する。 講義目的、到達目標に記載する能力(知識・技能、思考力、判断力、表現力等)の到達度に応じて、SからCまで成績を与える。 成績評価の方法 レポート・小テス80%、試験20%を基準とし、受講態度(積極的な質問、グループワークへの貢献度等)を含めて総合的に評価する。 課題・試験結果の開示方法
小テストは、原則次の講義内で解説する。
優れたレポートについては、講義中に紹介しながら講評する。 最終レポートについては、模範的なものについては、ユニバーサルパスポートのクラスプロファイル機能を使って示す。 履修上の注意・履修要件
学校現場の諸問題を中心に扱うので、将来教師になろうと考えている学生の受講が望ましい。
授業中に指示した宿題や事前・事後学習はもとより、テキストやオンデマンド教材等の該当部分について、十分な予習・復習をして講義に出席すること。 実践的教育
担当教員は、中学校教員20年、市教委指導主事として5年の勤務経験があるので、実践的教育に該当する。
現場での実務経験をもとに、具体的な事例を紹介しながら授業をすすめる。 備考
授業資料等について、掲示を行うことがあるので注意しておくこと。
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。
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