シラバス情報

授業科目名
環境と文学Ⅱ
(英語名)
The Study of Environment and LiteratureⅡ
科目区分
専門基礎科目(専門関連科目)
-
対象学生
環境人間学部
学年
2年
ナンバリングコード
HHHBE2MCA1
単位数
2.0単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度後期
(Fall semester)
担当教員
高橋 綾子
所属
環境人間学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標4/目標17
オフィスアワー・場所
講義終了後、教室にて
連絡先
オフィスアワー一覧表(ユニバーサルパスポートに掲示)を参照のこと

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
2◎/1〇/3〇
研究科DP
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
本講義では、環境と文学について、歴史や地域性に触れながら、アメリカの文学の主要作品に基づき、様々な角度から考察することを通して、環境文学が有している特性について十分な知識を獲得することを目的及び目標とします。
授業のサブタイトル・キーワード
講義内容・授業計画
1.はじめに アメリカ文学とその背景、環境文学導入
2.科学の進歩と自然破壊、国立公園
3.ヘンリー・ソロー『ウォルデン』
4.ハーマン・メルヴィル『白鯨』
5.ウィリアム・フォークナー『熊』
6.アーネスト・シートン『シートン動物記』
7.アーネスト・シートン『シートン動物記』
8.中間のまとめと評価
9.動物文学、絵本
10.レイチェル・カーソン『沈黙の春』と環境文学の成立
11.テリー・テンペスト・ウィリアムズ『鳥と砂漠と湖と』
12.環境運動とアメリカ詩
13.日本の環境文学1 宮沢賢治『注文の多い料理店』、原爆文学
14.日本の環境文学2 石牟礼道子「苦界浄土』、東日本大震災と詩歌
15.まとめと評価

生成AIの利用:この授業においては生成AIの利用を予定していないが、学生が利用する場合には参考文献が実在するかなど事実確認を必ず行うこと。

教科書
毎回、ハンドアウトを配布する。
パワーポイント、ビデオなどを使用する。
参考文献
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業に際して指示するテキスト教材の部分を事前読み込み(30h)
【復習】中間、期末レポート準備、講義内容の理解を深め定着させるためにテキストを読み直し(30h)
アクティブ・ラーニングの内容
グループワーク、ディスカッション、レポート執筆のための調べ学習等
成績評価の基準・方法
成績評価の基準
アメリカの文学及び日本文学の主要作品において、人間と環境との関係の特性について十分な知識を獲得することができる者については、講義目的・到達目標に記載する能力(知識・技能、思考力、判断力、表現力等)の到達度に基づき、S(90点以上),A(80点以上),B(70点以上),C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。
成績評価の方法
ミニレポート(毎時間)40%、中間レポート、期末試験60%を基準として総合的に評価する。

課題・試験結果の開示方法
ミニレポートは、原則次の講義内で解説する。
課題には、それぞれにコメントを付して返し、優れた内容のものを講義の中で紹介しながら講評する。
期末試験は講義内に返却、解説し、最終成績も確認できるようにする。
履修上の注意・履修要件
実践的教育
該当しない。
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。