シラバス情報

授業科目名
東アジア文化論Ⅰ
(英語名)
East Asian Culture Ⅰ
科目区分
専門教育科目
-
対象学生
環境人間学部
学年
カリキュラムにより異なります。
ナンバリングコード
HHHBE3MCA1
単位数
2.0単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度前期
(Spring semester)
担当教員
鄭 成
所属
環境人間学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標16
オフィスアワー・場所
オフィスアワー一覧表(ユニバーサルパスポートに掲示)に記入してある。
連絡先
オフィスアワー一覧表(ユニバーサルパスポートに掲示)に記入してある。

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
3◎/1〇/2〇
研究科DP
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
本講義では、近代以来、西洋の政治文明の影響を受けながら、徐々に変容する現代中国政治文化の形成過程を勉強し、古代の専制政治と近代西洋の政治文明の両方を取り入れた中国政治文化について、そのの特質への理解を深めたい。
授業のサブタイトル・キーワード
中国の政治文化
講義内容・授業計画
【授業内容】
 近代以来の中国政治文化の形成過程について、外部世界の政治文化が中国に与えた影響を手がかりに、清末、民国時代、中華人民共和国との三つの時期に分けて考察する。
【授業計画】
1.ガイダンス 本講義の概要と中国近現代史の学び方について説明する。
2.近代中国と西洋文明の出会い
3.中国知識人の日本留学—実例を通して 
4.アジア初の共和国の誕生
5.国民政府の国家建設 
6.20世紀前半の日中関係
7.中華人民共和国の成立
8.ソ連社会主義の影響
9.毛沢東時代の政治運動
10.毛沢東時代の国際関係
11.改革開放と民主化の頓挫
12.国際協調の時代へ
13.改革開放時代の日本留学
14.大国意識の台頭
15.中国政治文化の特徴

生成系AIの利用については教員の指示に従うこと。生成系AIによる出力結果をそのまま課題レポートとして提出してはいけない。生成系AIによる出力をそのまま提出したことが判明した場合は単位を認定しない、又は認定を取り消すことがある。
教科書
なし。授業前にレジュメを配布する
参考文献
川島真、小嶋華津子編『よくわかる現代中国政治』ミネルヴァ書房、2020年
天児慧『中華人民共和国史 新版』岩波書店、2013年
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業に際して指示する必読文献、参考文件を事前読み込み(15h)
【復習】レポート作成(5回、15h)、講義内容の理解を深め定着させるために必読文献、参考文件を読み直す(30h)
アクティブ・ラーニングの内容
授業中、受講生による積極的質問と発言が期待される。
成績評価の基準・方法
成績評価の基準
講義目的に記した内容を理解し、講義目的の知識を習得できた者に単位を授与する。講義目的・到達目標に記載する能力(知識・技能、思考力、判断力、表現力等)の到達度に基づき、S(90点以上),A(80点以上),B(70点以上),C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。
成績評価の方法
出席(30%)3回の小レポート(30%)、最終レポdート(40%)により、総合的に評価する。
生成系AIの利用: 生成系AIの利用については教員の指示に従うこと。生成系AIによる出力結果をそのまま課題レポートとして提出してはいけない。生成系AIによる出力をそのまま提出したことが判明した場合は単位を認定しない、又は認定を取り消すことがある。
課題・試験結果の開示方法
レポートは、それぞれにコメントを付して返すとともに、優れた内容のものを講義の中で紹介しながら講評する。
履修上の注意・履修要件
授業中に指示した宿題や事前・事後学習はもとより、「講義内容・授業計画」に記載したテキスト等の該当箇所などについて、十分な予習・復習をして講義に出席すること。
実践的教育
該当しない
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。