シラバス情報

授業科目名
子ども教育論
(英語名)
Early Childhood Care and Education
科目区分
専門教育科目
対象学生
環境人間学部
学年
2年
ナンバリングコード
HHHBE2MCA1
単位数
2.0単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度前期
担当教員
山口 裕毅
所属
環境人間学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標4
オフィスアワー・場所
オフィスアワー一覧表(ユニバーサルパスポートに掲示)を参照
連絡先
オフィスアワー一覧表(ユニバーサルパスポートに掲示)を参照

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
3◎/1〇/2〇
研究科DP
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】この講義では、幼児期を中心とした子どもの育ちの特徴や、幼児教育・保育の現状と課題について幅広く知識を修得した上で、新たな幼児教育・保育のビジョンや方策を考案・表現することを目的とする。
【到達目標】本講義の到達目標は、1)子どもの育ちの特徴について説明できること、2)幼児教育・保育の現状と課題について説明できること、3)幼児教育・保育の新たなビジョンや方策を考案・表現できること、である。
授業のサブタイトル・キーワード
講義内容・授業計画
【講義内容】
この講義では、下記のトピックスを例とし、子どもの育ちの特徴や幼児教育・保育に関する現状と課題を紹介する。
受講生は幼児教育・保育の特徴を踏まえ、新たなビジョンや方策を考案し、表現することを目指す。
【講義計画】
1.ガイダンス:本講義の目標・概要の説明
2.子どもの姿と幼児教育・保育のプロセス:「安心度」「夢中度」「見守り」
3.遊びの中で子どもが育む力(1):目標を達成する力、協働する力
4.遊びの中で子どもが育む力(2):社会・情動的スキル
5.絵本や物語が描く子どもの世界(1):世界への導入と潜入
6.絵本や物語が描く子どもの世界(2):異界と共同体
7.絵本や物語が描く子どもの世界(3):歓待・贈与・生成
8.中間まとめと評価(到達度の確認)
9.フレーベルの教育遊具と教育思想
10.モンテッソーリの教具と教育思想
11.アーキテクチャと幼児教育・保育
12.森の幼稚園の思想と実践
13.幼児教育・保育と小学校教育の接続
14.幼児教育・保育のビジョンと方策のデザイン
15.まとめと評価(到達度の確認)
※パソコンの利用:使用予定なし。
※生成系AIの利用:生成系AIの利用については教員の指示に従うこと。生成系AIによる出力結果をそのまま課題レポートとして提出してはいけない。
生成系AIによる出力をそのまま提出したことが判明した場合は単位を認定しない、又は認定を取り消すことがある。


教科書
適宜、資料教材を配布し、関連文献を紹介する。
参考文献
適宜、関連文献を紹介する。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】資料教材の事前読み込み(40h)
【復習】講義内容の理解を深め、定着させるための資料教材の読み直し(20h)
アクティブ・ラーニングの内容
グループワーク、発表等を取り入れたアクティブラーニング型の授業を実施予定。
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
子どもの育ちや幼児教育・保育に関する現代の諸課題について幅広く理解した上で、新たな幼児教育・保育のビジョンや方策を考案・表現できる者については、講義目的・到達目標に記載する能力(知識・技能、思考力、判断力、表現力等)の到達度に基づき、S(90点以上),A(80点以上),B(70点以上),C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。
【成績評価の方法】
授業中のコメントシート・課題50%、期末レポート50%を基準として、受講態度(グループワークやクラスへの貢献度等)を含めて総合的に評価する。
課題・試験結果の開示方法
優れた内容の課題については、講義内で紹介しながら講評をする。
履修上の注意・履修要件
実践的教育
該当しない。
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。