シラバス情報

授業科目名
健康のための環境学(食環境栄養課程総合講義2)
(英語名)
Environmental Science for Health
科目区分
専門基礎科目(専門関連科目)


対象学生
環境人間学部
学年
1年
ナンバリングコード
HHHBE1MCA1
単位数
2.0単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度後期
(Fall semester)
担当教員
村上 明、加藤 陽二、有満 秀幸、吉田 優、金子 一郎
所属
環境人間学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標3/目標14/目標15
オフィスアワー・場所
オフィスアワー一覧表(ユニバーサルパスポートに掲示)を参照のこと
連絡先
akira@shse.u-hyogo.ac.jp 
(村上、代表)



対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
1◎/2〇
研究科DP
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】人の健康と食環境の関わりを学習し、生涯を通じての健康づくりと新しいライフスタイルの創造を目指す。担当教員がそれぞれの担当分野を紹介することで、管理栄養士に必要とされる基礎知識を習得することで最新のトピックスに関する知見を学び専門知識を得ることを目的とする。
【到達目標】環境と健康の関係を解し、環境がいかに健康増進・維持に関わっているか、さらにさまざまな環境問題から海や陸の豊かさを守り、すべての人に健康を届けるためにどのようなことが実現可能であるかを表現・説明できることである。


授業のサブタイトル・キーワード
サブタイトル:環境と人間の関わりについて、特に環境化学物質や病原性微生物などとの相互作用についての理解を深める。
キーワード:活性酸素、生活習慣病、病原性微生物、農薬、環境ストレス


講義内容・授業計画
講義内容
人間の健康は、様々な環境要因によって左右される。本講義では、特に環境中の化学物質や微生物が人体に及ぼす作用について考察することで専門知識を身に着け、それらがどのように疾病の発生や健康・寿命に影響を与えるかを具体的に学修する。
授業計画:
1. 酸化ストレス(活性酵素)、紫外線と生命の進化(加藤)
2. 疾病と酸化ストレスの関係(加藤)
3. 食による疾病予防は可能か? (加藤)    4. 内分泌疾患やがんと環境 (吉田)
5. 動脈硬化性疾患やアレルギーと環境 (吉田)
6. 肺疾患や運動器疾患と環境(吉田)
7. 健康を脅かす微生物・感染症について(有満)
8. 食品に残留する物質について(有満)
9. 健康のための微生物の利用(有満)
10. 紫外線によるビタミンD合成と代謝、作用(金子)
11. くる病の発症要因と生活環境(金子)
12. カドミウム暴露による腎障害と骨軟化症(金子)
13. 温度変化と生体応答(村上)
14. 環境ストレスと生体防御(村上)
15. ファイトケミカルの健康効果(村上)

定期試験は実施しない

生成系AIの利用について:
生成系AIの利用については教員の指示に従うこと。生成系AIによる出力結果をそのまま課題レポート等として提出してはいけない。生成系AIによる出力をそのまま提出したことが判明した場合は単位を認定しない、又は認定を取り消すことがある。


教科書
プリントなどを適宜配布する。
参考文献
特になし。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業の前にユニパから授業資料をダウンロードして読む(10h)
【復習】レポートや課題(30h)、講義内容の理解を深め定着させるための教科書や授業資料の読み直し(20h)


アクティブ・ラーニングの内容
特になし
成績評価の基準・方法
・成績評価の基準
栄養健康学に関する基礎知識を習得したものに単位を授与する。講義目的・目標に記載する能力(知識・技能、思考力、判断力、表現力等)の到達度に基づき、S(90点以上), A(80点以上), B(70点以上), C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。
・成績評価の方法
ミニレポートや小テストを80%として、受講態度(積極的な質問など)などを含めて総合的に評価する。


課題・試験結果の開示方法
ミニレポートで挙げられた質問に関して、特に重要と思われたものについては、原則的に次の講義内で解説する(担当教員によって異なる)。
履修上の注意・履修要件
授業中に指示した宿題や事前・事後学習はもとより、「講義内容・授業計画」に記載したテキスト等の該当箇所などについて、十分な予習・復習をして講義に出席すること。
実践的教育
該当しない
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。