シラバス情報

授業科目名
臨床医学Ⅱ
(英語名)
MedicineⅡ
科目区分
専門教育科目
-
対象学生
環境人間学部
学年
3年
ナンバリングコード
HHHBE3MCA1
単位数
2.0単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度前期
(Spring semester)
担当教員
吉田 優
所属
環境人間学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標3
オフィスアワー・場所
オフィスアワー一覧表(ユニパ上に掲示)を参照のこと
連絡先
オフィスアワー一覧表(ユニパ上に掲示)を参照のこと

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
2◎
研究科DP
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】
 すべての人に健康を届けるためのに医療現場から社会の課題として求められている高いレベルでの臨床栄養学や病態栄養学の理解と医療機関などでの実習に必要な疾患の病態と診断、治療、臨床検査の読み⽅などを学び、実演できるようになることを目標とする。

【到達目標】
 管理栄養⼠国家試験に合格できる知識を得ること、臨床医学の知識を整理し人に説明することができることを最低到達目標とする。
 なお、本講義は2年後期に開講する「臨床医学Ⅰ」と⼀体のものである。

授業のサブタイトル・キーワード
サブタイトル:病気を学ぶ
キーワード:腎疾患、神経疾患、呼吸器疾患、血液・造血器疾患、運動器(骨格系)疾患、皮膚系疾患、免疫・アレルギー疾患、婦人科疾患、感染症

講義内容・授業計画
【講義内容】
 
国家試験出題ガイドラインに準拠する。
【授業計画】
  1. 循環器系疾患(虚血性心不全、不整脈、その他)
  2. 腎疾患(急性腎炎、慢性腎炎、ネフローゼ症候群、その他)
  3. 腎疾患(腎不全、その他)・尿路系疾患(尿路結石症、その他)
  4. 神経・精神疾患(摂食障害、認知症、その他)
  5. 神経・精神疾患(パーキンソン病、うつ、統合失調症、その他)
  6. 呼吸器疾患(上気道感染症、その他) 
  7. 呼吸器疾患(慢性閉塞性肺疾患、気管支喘息、肺がん、その他)  
  8. 血液・造血器疾患(貧血、その他)
  9. 血液・造血器疾患(白血病、その他)
10. 運動器(骨格系)疾患(骨粗鬆症、骨軟化症、その他)
11. 運動器(骨格系)疾患(変形性関節症、フレイルティ、その他)
12. 皮膚系疾患(熱傷、褥瘡、その他)
13. 免疫・アレルギー疾患(食物アレルギー、AIDS、その他)
14. 婦人科疾患(卵巣腫瘍、子宮がん、その他)
15. 感染症(病原微生物、ウイルス感染症、その他)/まとめと評価(達成度の確認)

教科書
栄養科学イラストレイティッド 臨床医学 疾病の成り⽴ち(改訂第3版)⽺⼟社 (※臨床医学Iでも使⽤する。)
参考文献
講義時に適時紹介する。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】
 授業に際して指示するテキスト教材の部分を事前読み込み(15回、1回あたり4時間、毎回授業内容の小テストを行う。)、プレゼンテーションの準備(2回、1回当たり5時間)

【復習】
 講義内容の理解を深め定着させるためにテキスト教材の読み直し(15回、1回あたり2時間)

アクティブ・ラーニングの内容
学生によるプレゼンテーション、ならびに学生同士のディスカッションを行う。
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
・ヒトの疾病を理解した者に単位を授与する。
・講義目的・到達目標に記載する能力(知識、思考力、判断力、表現力など)の到達度に応じて、SからCまでの成績を与える。

【成績評価の方法】
・レポート・小テスト20%、定期試験80%を基準として、プレゼンテーション、受講態度を含めて総合的に評価する。

課題・試験結果の開示方法
小テストは講義内で解説する。その他、適切な方法で随時フィードバックを行う。

履修上の注意・履修要件
授業中に指示した課題や事前・事後学習はもとより、「講義内容・授業計画」に記載したテキストなどの該当箇所について、十分な予習・復習をして講義に出席すること。
・生成系AIの利用については教員の指示に従うこと。課題レポートの作成や事前・事後学習に当たり、事例検索、翻訳等に補助的に生成系AIを使用しても良い。しかし、生成系AIの出力した内容について、事実関係の確認や出典・参考文献を確認・追記することが重要である。

実践的教育
医師免許ならびに⽇本内科学会の内科認定医の資格を持ち、医療機関で診療に従事した経験がある教員が、その実務経験を生かして具体的症例を提示しながら講義することから、実践的教育に該当する。
備考
管理栄養⼠国家試験受験資格必須科⽬(⼈体の構造と機能及び疾病の成り⽴ち)
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。