教員名 : 永井 成美
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授業科目名
栄養教育概論
(英語名)
Intoroduction to Nutrition Education
科目区分
専門教育科目
−
対象学生
環境人間学部
学年
2年
ナンバリングコード
HHHBE2MCA1
単位数
2.0単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度後期
担当教員
永井 成美
所属
環境人間学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標3
オフィスアワー・場所
オフィスアワー 一覧表(ユニバーサルパスポートに掲示)を参照のこと
連絡先
オフィスアワー 一覧表(ユニバーサルパスポートに掲示)を参照のこと
対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
1◎/2〇
研究科DP
ー
全学DP
ー
教職課程の学修目標
ー
講義目的・到達目標
【講義目的】
対象者の行動変容につながる栄養教育を行う上で、行動科学に基づく理論やモデルについて学ぶことは重要である。また、実践にあたってPDCAサイクルに基づくアセスメント・計画・実施・評価を行う必要がある。本講義では、「行動変容のための理論とモデル」および「PDCAサイクルに基づく栄養教育マネジメント」の2つを主要な内容への理解を深めることを目的とする。さらに、栄養教育の概念や、健康教育・食育との関係性についても論究する。 【到達目標】 栄養教育を行う上で基礎となる、理論やモデル,行動変容技法,行動経済学、栄養教育マネジメントについて説明できる 授業のサブタイトル・キーワード
サブタイトル:栄養教育を行うための、基本的知識を身につける
キーワード:栄養教育のための理論とモデル,行動変容技法,行動経済学、栄養教育マネジメント、PDCAサイクル 講義内容・授業計画
【講義内容】
栄養教育は,様々な状況に置かれた人々に対して、栄養・健康に関する課題を解決し健康を保持・増進するための支援を行う教育活動である。本授業では、栄養教育や栄養指導を行う上で基礎となる理論やモデルとマネジメントサイクルに基づく展開について講述する。また,地域における栄養教育への理解と実践のための知識を得るために,特別講義として,「地域医療と栄養教育」の回を設ける。 授業計画 1.ガイダンス・総論(栄養教育の定義と歴史) 2.特別講義 地域医療と栄養教育(講義終了後に講師とのディスカッションタイムを設ける) 3.行動科学と栄養教育 4.個人・個人間の行動変容の理論とモデル1〜4(刺激反応理論〜計画的行動理論) 5.個人・個人間の行動変容の理論とモデル5〜8(トランス・セオリティカル・モデル〜コミュニケーション理論) 6.組織づくり・地域づくりへの展開(食環境整備) 7. 集団・組織・地域にかかわる理論1〜3(グループダイナミクス〜エンパワメント) 8.集団・組織・地域にかかわる理論4〜6、行動経済学、ナッジ 9.栄養教育マネジメントの概略 10.栄養教育マネジメントサイクル1(Plan) 11. 栄養教育マネジメントサイクル2(Do) 12. 栄養教育マネジメントサイクル3(Check) 13. 栄養教育マネジメントサイクル4(Act) 14. 栄養教育ツール(バランスガイドなど) 15. 講義のまとめ・質問対応 定期試験 ※ 5〜8回では、ソーシャルスキルトレーニング、認知再構成理論を用いた栄養教育の演習を行う。 ※パソコンの利用:毎回使用予定(課題記入、授業資料閲覧等) ※生成系AIの利用:生成系AIの利用については教員の指示に従うこと。生成系AIによる出力結果をそのまま課題レポートとして提出してはい けない。生成系AIによる出力をそのまま提出したことが判明した場合は単位を認定しない、または認定を取り消すことがある。 教科書
永井成美・赤松利恵著:Visual 栄養学テキスト 栄養教育論,永井成美・赤松利恵(中山書店)(生協などで購入して、初回から持参してください。3年生の授業・実習、計5科目で使用します)。
授業プリント、予習課題を毎回配布(または配信)する。 参考文献
毎回の授業資料において、参考となる資料や文献を指示する。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業の事前にユニパから予習課題をダウンロードし、授業資料と教科書を読み、わかる範囲で記入する(15h)
【復習】予習課題完成(30h)、演習課題完成(5h)、講義内容の理解を深め定着させるための教科書や授業資料の読み直し(10h) アクティブ・ラーニングの内容
・ソーシャルスキルトレーニング、認知再構成などを用いた栄養教育演習
・特別講義における、講師を交えたディスカッション 成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
栄養教育の基礎的事項を理解し、説明ができる者については、講義目的・到達目標に記載する能力(知識・技能、思考力、判断力、表現力等)の到達度に基づき、S(90点以上)、A(80点以上)、B(70点以上)、C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。 【成績評価の方法】 各回の課題・提出物50%、定期試験50%を基準として、受講態度(積極的な発言や質問等)を含めて総合的に評価する。 課題・試験結果の開示方法
試験の答案を返却する。
授業で行った演習(課題)にはフィードバック(次回授業での解説と説明)を行う。 履修上の注意・履修要件
・本講義内容は、国家試験出題範囲(栄養教育論)を含む。授業ノート、プリント、試験等を保存し整理しておくこと。
・課題の提出期限を守ること。 ・授業中に指示した宿題や事前・事後学習はもとより、「講義内容・授業計画」に記載したテキスト等の該当箇所などについて、十分な予習・復習をして講義に出席すること。 実践的教育
行政の管理栄養士として住民の栄養教育に携わった経験を持つ教員による授業である。栄養教育を行う上で必要となる理論とスキルについて、実践例を示しながら具体的に講義する。本講義内容は栄養教育実習1の基礎的事項となるものであり、両者の連動により、実践力の効果的な修得を目指す。
備考
・担当教員は、栄養教育学に関する研究を行っている。詳細は、教員のホームページを参照してください。
・特別講義の日程は、講師(医師)の診療都合により、変更することがある。 英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。
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