病態栄養学Ⅱ（ＮＳＴを含む）

Metabolism and Clinical nutrition Ⅱ

専門教育科目

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環境人間学部

3年

HHHBE3MCA1

2.0単位

講義 (Lecture)

2024年度後期

伊藤 美紀子

環境人間学部

日本語

目標3

2◎／1〇／3〇

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【講義目的】臨床栄養学I、II 、病態栄養学I に引き続き、心身症や小児疾患、産婦人科疾患老年疾患など、より配慮ｄが必要となる各種疾患の病態理解と栄養アセスメント、栄養管理法を学ぶことを目的とし、医療現場にて活用できる実践的な知識の修得を目指す。
【到達目標】本講義の到達目標は、各種疾患の病態に応じた適切な栄養アセスメント方法と栄養管理法を提案できるようになることに加え、これまで学んだ知識を臨床現場において必要な個別対応と管理栄養士のありかたと関連づけることである。

サブタイトル：様々な疾患の病態と栄養管理、NST、栄養管理の実際
キーワード：病態栄養、栄養管理、食事療法

【講義内容】
臨床栄養管理の中で、本講義では各種病態における栄養管理に加え、病院栄養士業務、NSTに必要な知識並びに疾患の複合合併時における栄養管理を行うために必要な知識を学ぶ。
【授業計画】
1.  骨・関節疾患（骨粗鬆症・くる病）の病態栄養と栄養管理
2. 骨・関節疾患（サルコペニア・ロコモ）の病態栄養と栄養管理
3. 心身症の病態栄養と栄養管理
4. 小児疾患（先天性代謝異常症）の病態栄養と栄養管理
5. 小児疾患（消化不良症・小児肥満）の病態栄養と栄養管理　
6. 小児疾患（糖尿病・腎疾患）の病態栄養と栄養管理　
7. 妊産婦・授乳婦疾患における病態栄養と栄養管理
8. 老年期疾患（老年症候群・フレイル）における病態栄養と栄養管理
9. 老年期疾患（誤嚥・褥瘡）における病態栄養と栄養管理
10. 感染症、手術・周術期における病態栄養と栄養管理
11. クリティカルケアの病態栄養と栄養管理
12. 悪性腫瘍の病態栄養と栄養管理
13. 身体・知的障害の病態栄養と栄養管理
14. 病院栄養士業務について、NSTに必要な知識
15. まとめと評価（到達度の確認）
定期試験

※ パソコンの利用：講義中は利用しない

※生成系AIの利用：生成系AIの利用については教員の指示に従うこと。生成系AIによる出力結果をそのまま課題レポートとして提出してはいけない。生成系AIによる出力をそのまま提出したことが判明した場合は単位を認定しない、又は認定を取り消すことがある。

2年次に引き続き、エッセンシャル臨床栄養学(医歯薬出版）を使用する。そのほか、適宜、プリントを配布する。

講義時に適宜紹介する。

【予習】授業の前に教科書,配布プリントを読む（15回、1回あたり2時間で、計30時間）　
【復習】レポートや課題、講義内容の理解を深め定着させるための教科書や授業資料の読み直し（15回、1回あたり2時間で、計30時間）

採用しない。

【成績評価の基準】
各種疾患の病態理解と栄養管理方法を修得した者については、講義目的・到達目標に記載する能力（知識、思考力、判断力、表現力など）の到達度に基づき、S(90点以上）、A(80点以上）、B(70点以上）、C(60点以上）による成績評価の上、単位を付与する。
【成績評価の方法】
レポート・小テスト20％、定期試験80％を基準として、受講態度(積極的な質問等）を含めて総合的に評価する。

小テストは、原則次の講義内で解説する。
レポートは、それぞれにコメントを付して返すか、例を示しながら全体の講評をする。
定期試験は、全体的な講評や補足説明をユニバーサルパスポートのクラスプロファイル機能などを使って示す。

・講義中に指示した課題や事前・事後学習はもとより、「講義内容・授業計画」に記載したテキスト等の該当箇所について、十分な予習・復習して講義に出席すること。
・本講義は、臨床栄養学実習、臨床栄養臨地実習を履修する上で必要な内容を含むので、これらの科目を履修するためには、本講義の単位修得見込みが必要である。

担当教員が、病院におけるNST業務に従事していたことから、実践的教育に該当する。