シラバス情報

授業科目名
公衆栄養学実習
(英語名)
Practice of Public Health Nutrition
科目区分
専門教育科目
対象学生
環境人間学部
学年
3年
ナンバリングコード
HHHBE3MCA5
単位数
1.0単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
実習 (Practical Training)
開講時期
2024年度前期
担当教員
中出 麻紀子、石坂 朱里
所属
環境人間学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標3
オフィスアワー・場所
オフィスアワー一覧表(ユニバーサルパスポートに掲示)を参照のこと
連絡先
オフィスアワー一覧表(ユニバーサルパスポートに掲示)を参照のこと

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
3◎/1〇/2〇
研究科DP
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】本実習では、地域集団を対象とした公衆栄養マネジメントの流れや手法について理解を深めることを目的に、既存資料の活用(文献検索)方法、データに基づく健康・栄養問題の特定、それを改善するための目標の設定、事業計画、栄養教育までの一連の流れを実践する。
【到達目標】エビデンスに基づく地域の現状把握および改善計画の立案、対象者に応じた栄養教育ができるようになることを目標とする。
授業のサブタイトル・キーワード
キーワード:公衆栄養マネジメント、PDCAサイクル
講義内容・授業計画
実習内容
事例を用いながら、集団の健康状態、生活習慣、食行動等に関するアセスメントの方法、改善すべき優先課題の選択、事業計画の作成などの公衆栄養マネジメントの一連の過程について、グループワークを通して体験する。

1. 情報収集の理解と実際:既存資料の活用
2. 情報収集の理解と実際:文献検索法
3. 公衆栄養マネジメント:データに基づく優先課題の検討
4. 公衆栄養マネジメント:質問票の作成
5. 公衆栄養マネジメント:栄養・食生活要因の特定
6. 公衆栄養マネジメント:短期、中期、長期目標の設定
7. 公衆栄養マネジメント:評価指標の設定
8. 公衆栄養マネジメント:事業計画の作成
9. 公衆栄養マネジメント:集団に対する栄養教育の教材作成
10. 公衆栄養マネジメント:集団に対する栄養教育の発表練習
11. 公衆栄養マネジメント:集団に対する栄養教育のプレゼンテーション(前半)
12. 公衆栄養マネジメント:集団に対する栄養教育のプレゼンテーション(後半)
13. 公衆栄養マネジメント:事業計画の評価
14. 公衆栄養マネジメント:公衆栄養活動の報告書の作成
15. まとめ

※パソコンの利用:毎回使用予定
※生成系AIの利用:生成系AIの利用については教員の指示に従うこと。生成系AIによる出力結果をそのまま課題レポートとして提出してはいけない。生成系AIによる出力をそのまま提出したことが判明した場合は単位を認定しない、又は認定を取り消すことがある。
教科書
徳留裕子、東あかね編. 公衆栄養学実習ワークブック第2版. みらい.(2022)(生協等で購入する)
適宜プリントを配布する。
参考文献
鈴木三枝、中谷弥栄子編. 公衆栄養学実習. 第一出版.(2017)
金田雅代、郡俊之、酒井徹、山本茂 編. 公衆栄養学実習. 講談社サイエンティフィック.(2011)
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】実習に関して指示するテキスト・配布資料の事前読み込み(30分×15回)
【復習】実習内容の理解を深め、定着させるためのテキスト・配布資料の読み直し(30分×15回)、レポート作成(60分×15回)
アクティブ・ラーニングの内容
5人程度のグループに分けてグループワークを実施し、グループ単位でのプレゼンを予定(各グループ1回は発表)。
成績評価の基準・方法
成績評価の基準:公衆栄養マネジメントの方法や流れについて理解し、適切に改善計画を作成し、実行できる者に単位を授与する。講義目的・到達目標に記載する能力の到達度に応じてS(90点以上)、A(80点以上)、B(70点以上)、C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。
成績評価の方法:提出(成果)物及びプレゼンテーション(100%)を基準とし、受講態度(積極的な質問等)を含めて総合的に評価する。
課題・試験結果の開示方法
プレゼン内容に関しては、各グループに対して教員が講評を行う。
履修上の注意・履修要件
・食環境栄養課程のみ履修可能

・「講義内容・授業計画」に記載したテキストや配布プリントの該当箇所について、十分な予習・復習をして講義に出席すること。


実践的教育
該当しない
備考
グループワークが多いため、欠席しないようにすること。
通常パソコン教室のパソコンを利用するが、別室で作業を行う場合、各自ノートパソコンの持参が必要になる場合がある。
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。