シラバス情報

授業科目名
企画デザイン
(英語名)
plan design
科目区分
専門教育科目
対象学生
環境人間学部
学年
カリキュラムにより異なります。
ナンバリングコード
HHHBE2MCA3
単位数
2.0単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
演習 (Seminar)
開講時期
2024年度前期
(Spring semester)
担当教員
二階堂 薫
所属
非常勤講師
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
該当なし
オフィスアワー・場所
授業後20分程度・非常勤講師控室
連絡先

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
5◎/1〇/3〇
研究科DP
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】
身近な誰かを助けるのも、社会の課題を解決するのも、仕事も、すべては企画から。本講義では、企画を行う際に欠かせない基礎的な態度や知識、技能の習得を目指す。また、グループワークを通して、自分のアイデアや思考を適切な言葉で人に伝える体験を重ねながら、言葉を選ぶ重要性も実践的に学んでいく。

【到達目標】
1)企画の基礎やその意義を理解し、実践できるようになること。
2)自分のアイデア・企画を適切な言葉で表現できるようになること。
3)自分の企画を何度も吟味・推敲し、魅力ある企画書にまとめられるようになること。
授業のサブタイトル・キーワード
サブタイトル:
企画に必要な心構えと基礎的な知識、技術を身につける

キーワード:
企画、アイデア、発想、自分の言葉
講義内容・授業計画
【講義内容】
本講義では、身のまわりに存在する「なんとかしたい」「よりよくしたい」テーマを発見し、自分の「好き」や「得意なこと」「気になること」をもとにアイデアを生み出し、課題解決につながる企画を立案する。毎回、30分程度の講義とワーク、質疑応答タイム等を組み合わせて進行する。


【授業計画】
当授業は実践的教育に該当する。

 1…ガイダンス(本講義の目標や概要の説明)
 2…企画の基本①、活用できるメモの取り方
 3…企画の基本②、自分の言葉で考える
 4…リサーチする① (情報収集)
 5…リサーチする② (インタビュー)
 6…アイデアの種を見つける (観察、分析)
 7…アイデアを企画書にまとめる (たたき台をつくる)
 8…中間発表、企画をたたく
 9…発想する① (組み合わせる、何かを変える)
10…発想する② (組み合わせる、何かを変える)
11…企画の価値を伝える (タイトルをつくる)
12…企画を磨く
13…企画を魅力的に伝える (プレゼンテーション)
14…発表準備(最終企画書をまとめる)
15…最終発表会、ふりかえり

※パソコンの利用:使用しない。原則として、手書きにより授業を進行する。
※生成系AIの利用:この授業においては、生成系AIの利用について細かい制限を設けない。ただし、生成系AI活用時の「大前提」として、得た情報すべてが「本当に正しいか」どうかの事実確認を必ず行い、出典・参考文献を必ず確認・追記すること。
教科書
授業中にその都度指示する。
参考文献
授業中にその都度指示する。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】
「身のまわりにある解決したいテーマを見つける」「アイデアの種を見つける」など、授業の進行に応じたリサーチ・情報収集・アイデア出し(15h)、最終発表の準備(5h)

【復習】
ミニレポート作成(15回、7.5h)、講義内容の理解を深めて定着させるためのテキストの読み直し・メモの書き込み(15h)、講義の進行に応じたリサーチ(7.5h)、参考文献や関連書籍を読む(10h)
アクティブ・ラーニングの内容
ほぼ毎回、2〜5人程度のグループに分かれ、グループ単位でのディスカッションやミニプレゼンを実施する。
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
企画に関する基礎的な知識や意義を理解し、最終企画書をまとめることができた者については、講義目的・到達目標に記載する能力(知識・技能、思考力、判断力、表現力等)の到達度に基づき、S(90点以上)、A(80点以上)、B(70点以上)、C(60点以上)の成績評価を付与し、単位を授与する。

【成績評価の方法】
毎回のミニレポート(45%)と最終企画書(55%)を基準とし、積極的な質問を行うなどの受講態度を含めて総合的に評価する。また、企画内容(最終企画書)に独創性やワクワクするポイント(他者を巻き込む楽しさやおもしろさ)が認められる場合は、加点する。
課題・試験結果の開示方法
ミニレポートは、可能な限りコメントを付して返却し、全員に伝える必要のあるものがあれば、次の講義で紹介・解説を行う。最終企画書は、ユニバーサルパスポートのクラスプロファイル機能を使って共有する。
履修上の注意・履修要件
・当授業では「考える、書く、聞く、伝える、ふりかえる」「さらに考える…」という流れが基本。企画やコミュニケーションに対する苦手意識があっても、自分で考えたり、自分の言葉で伝えようとすることを諦めず、能動的に参加してほしい。

・履修定員を30名とし、履修希望者が定員を超える場合はガイダンス時に小テストを行い、強い意欲や目的意識の有無を基準に履修者を決定する。なお、履修希望者が定員を若干名超える場合は、履修希望者全員の履修を認める場合もある。
実践的教育
本講義では、コピーライターとして広告の現場で言葉を用いたコミュニケーションの構築や企画を実践し、地域の課題解決などにも携わっている教員から直接レクチャーや助言を受けながら、企画に関する基礎的な知識や技能、心がまえの習得を目指す。以上のことから、実践的教育に該当する。
備考
【持ち物】
◎お気に入りの(書きやすい)筆記用具
◎綴じるタイプのファイル(書いたメモからアイデアや発想のヒントを得たり、プリントを何度も見直して活用するため、配付物やミニレポートを綴じて毎回持参すること。綴じられないクリアファイルはNG)
※メモやアイデア出しに用いる白紙は毎回配付するため、ノートは不要。
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。