シラバス情報

授業科目名
建築史Ⅱ
(英語名)
History of Architecture Ⅱ
科目区分
専門教育科目
対象学生
環境人間学部
学年
3年
ナンバリングコード
HHHBE3MCA1
単位数
2.0単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度前期
担当教員
三田村 哲哉
所属
環境人間学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標11
オフィスアワー・場所
オフィスアワー一覧表(ユニバーサルパスポートに掲示)を参照のこと。
連絡先
オフィスアワー一覧表(ユニバーサルパスポートに掲示)を参照のこと。

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
2◎/1〇/3〇
研究科DP
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
講義の目的は美術と技術に着目し、建築の歴史を把握することにある。主題は古代から近代までの建築で、空間・意匠・構造・材料の特徴と、建築家の造形意図、建築技術の創意工夫を講述する。前半の内容は西洋建築史で、後半が近代建築史である。
授業のサブタイトル・キーワード
西洋建築史(近世)、近代建築史
講義内容・授業計画
1. ガイダンス・目的と概要の紹介
2. 近世(1)ルネサンス建築
3. 近世(2)バロック建築
4. 近世(3)ロココ建築
5. 近代(1)新古典主義とピクチャレスク、ゴシック・リバイバルとネオ・ルネサンス
6. 近代(2)都市の課題とネオ・バロック、鉄骨造と鉄筋コンクリート造
7. 近代(3)芸術工芸運動、アール・ヌーヴォー、ゼセッション
8. 近代(4)建築前衛運動
9. 近代(5)モダニズム建築の出現
10. 近代(6)アール・デコ
11. 近代(7)歴史主義・地域主義の建築
12. 近代(8)モダニズム建築の後退
13. 現代(1)ポスト・モダニズム、ハイテク、脱構築主義
14. 現代(2)現代建築の新動向と諸課題
15. まとめと評価(到達度の確認)
※この授業の中で生成AIを利用することはない。
教科書
日本建築学会編「西洋建築史図集」彰国社。
参考文献
その他はガイダンスで紹介する。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】:教科書・参考書等を用いた事前学習(25h)
【復習】:講義における口述内容に基づいた事後学習(25h)
*予習と復習に必要な時間のひとつの目安:講義1時間+予習・復習2時間×15週=45時間
アクティブ・ラーニングの内容
アクティブラーニングは採用しない。
成績評価の基準・方法
成績評価の基準
 西洋建築史と近代建築史を理解し、自らの解釈を表現できる者に単位を授与する。
 講義目的・到達目標に記載する能力(知識・技能、思考力、判断力、表現力等)の到達度に基づき、S(90点以上),A(80点以上),B(70点以上),C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。
成績評価の方法
 レポート20%、到達度の確認80%を基準として、受講態度(出席・質問等)を含めて総合的に評価する。
課題・試験結果の開示方法
課題・試験結果のフィードバック方法
 第15回「まとめと評価」において全体的な講評を行い、到達度を確認する。
履修上の注意・履修要件
履修に際しては、「建築史Ⅰ」の単位修得済みを要件とする。

実践的教育
該当しない。
備考
担当教員は建築史・意匠学について研究を行っている。この講義は、担当教員の専門分野である建築意匠・近代建築史の基礎を解説するものである。詳細は教員研究者データベースHP(https://cv01.ufinity.jp/u_hyogo/)を参照のこと。
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。