教員名 : 林田 雄太
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授業科目名
ライフ・キャリアデザイン
(英語名)
Life career design
科目区分
専門基礎科目(専門関連科目)
ー
対象学生
環境人間学部
学年
3年
ナンバリングコード
HHHBE3MCA7
単位数
2.0単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義・演習 (Lecture/Seminar)
開講時期
2024年度前期
(Spring semester)
担当教員
林田 雄太
所属
非常勤講師
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標8
オフィスアワー・場所
講義終了後、教室にて
連絡先
xwszx109@shse.u-hyogo.ac.jp
対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
4◎/3〇
研究科DP
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全学DP
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教職課程の学修目標
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講義目的・到達目標
【講義目的】
「大学卒業後のキャリアビジョン」「自分に合った就職先」を検討する上では、「業界・企業理解」を通じて視野を広げ、「自己理解」を通じて自らの志向や価値観、行動特性を明確にし、自身と企業との相性を考えることが大切である。本講義では、自分自身のこと、業界・企業のことを理解するワークの実践を通じて理想のキャリアを描き、その理想実現に向けた選択・行動を取れるようになることを目的とする。 【到達目標】 本講義の到達目標は、1)過去の経験を振り返ることで、現在の価値観や行動特性を自分の言葉で説明できる、2)職業生活だけではなく、家族や趣味などを含めた人生そのものをキャリアとして捉えた上で、大学卒業後の理想の生き方を自分の言葉で説明できる、3)理想のキャリアを実現するための具体的な行動計画を立て、実行に移すことができる、4)正解のない問いに対し、自分の意見や考えを周囲に上手く説明できるようになること、である。 授業のサブタイトル・キーワード
大学卒業後のキャリアビジョンを考える!ライフ・キャリアデザイン
キーワード:キャリア・インターンシップ・就職・自己理解・企業理解 講義内容・授業計画
【講義内容】
本講義では最初にキャリアデザインに関する理論を紹介、次いで自己理解と業界・企業理解の方法を解説し、個人ワークやグループディスカッションを通じて、今後のキャリアビジョンを描く。講義中盤では激変する社会を生き抜くための方法や考え方についての理解を深め、講義終盤では理想のキャリア実現に向けた具体的な行動計画を立てる。 【授業計画】 1.オリエンテーション 本講義の目標や概要を説明する 2.キャリアデザインの考え方 前向きなキャリアデザインをしていくためにも「山登り型」「筏下り型」の2つのキャリア理論について学ぶ 3.自己理解①「価値観の棚卸」 キャリア・アンカーに関する理解を深めた上で、自身の価値観を棚卸する複数の自己分析ワークを実践する 4.自己理解②「行動特性の棚卸」 過去の出来事を振り返りながら、自身の行動特性を言語化する 5.自己理解③「理想の社会人生活」 ライフキャリアレインボーの概念とライフロールシートを用いて、理想の社会人生活を考える 6.働く時に必要な基礎知識と業界・企業理解 労働契約とは何かを理解した上で、求人票を正しく読み取る力や業界・企業理解を深める方法を身につける 7.社会の変化と労働需要の変化 身近な産業で起こっている変化を知り、社会動向が変化する中での個人のキャリアについて考える 8.マルチサイクル時代のキャリアデザイン 持続的なキャリア形成を図るために役立つキャリア資産に関する理解を深める 9.セルフマネジメント 自己イメージの概念とモチベーションマネジメントの方法について学ぶ 10.社会人基礎力とエンプロイアビリティ 転職も視野に入れたキャリアデザインをするために社会人基礎力とエンプロイアビリティに関する理解を深める 11.パーソナルブランディング 人生100年時代を生き抜くために必要なパーソナルブランディングとマーケットバリューに関する理解を深める 12.ファイナンシャル・プランニング 人生に必要なお金を意識したキャリアデザインをするためにキャッシュフロー表を作成する 13. 理想のライフ・キャリア実現に向けた行動計画作成① 職業人生だけではなく、家族や趣味などを含めた理想のライフ・キャリアをアウトプットする 14.理想のライフ・キャリア実現に向けた行動計画作成② 第13回で描いた理想を実現するための具体的な行動計画を立てる 15.まとめ 第13回、第14回で整理した内容をグループ内で発表する ※生成系AIの利用:生成系AIの利用については教員の指示に従うこと。 生成系AIによる出力結果をそのまま課題レポートとして提出してはいけない。 生成系AIによる出力をそのまま提出したことが判明した場合は単位を認定しない、又は認定を取り消すことがある。 教科書
特に指定しない。
各回のテーマに沿った参考文献などを紹介する場合あり。 参考文献
◆リンダ・グラットン/アンドリュー・スコット
「LIFE SHIFT(ライフ・シフト)100年時代の人生戦略」(東洋経済新報社) ◆大久保幸夫「キャリアデザイン入門[Ⅰ] 第2版 基礎力編」(日本経済新聞出版社) ◆各種「就職四季報」(最新版)東洋経済新報社 事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】プレゼンテーションの準備(1回、5h)
【復習】各回、授業で実施したワークについて、さらに時間をかけて取り組むことで自己理解、企業理解を深める(15回、2h)、興味のある業界・企業を深く理解するためにも講義内で紹介した参考文献を活用しながら関連する情報を集める(15h)、レポート作成(2回、5h) アクティブ・ラーニングの内容
毎回4人程度のグループに分かれ、グループで意見交換をしながら進行。
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
理想のキャリア実現に向けて自主的に行動・選択する意義を理解し、自身のキャリアと真剣に向き合うことができる者については、講義目的・到達目標に記載する能力(分析力・行動力 ・表現力等)の到達度に基づき、S(90点以上)、A(80点以上)、B(70点以上)、 C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。 【成績評価の方法】 講義への参加姿勢(意見交換時における積極的な発言等)及び毎回の講義シート提出60%、小レポート(中盤授業内で指示)20%、最終レポート20%(終盤授業内で指示)を基準に総合的に評価する。 課題・試験結果の開示方法
レポートは優れた内容のものを講義の中で紹介しながら講評する。
履修上の注意・履修要件
・ペアワーク、グルーワークを実施する際は積極的に発言すること。
・レポートの形式は講義内で説明する。 ・講義計画は、進捗状況により一部変更する場合がある。 実践的教育
複数の大学で、学生および院生の就職・キャリア支援講座及びキャリア相談を実施するキャリアコンサルタントが、大学生のキャリアデザインの実情と課題について解説する。
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。
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