教員名 : 糟屋 美千子
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授業科目名
メディア・コミュニケーション論
(英語名)
Media Communication
科目区分
専門教育科目
ー
対象学生
環境人間学部
学年
2年
ナンバリングコード
HHHBE2MCA1
単位数
2.0単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度後期
(Fall semester)
担当教員
糟屋 美千子
所属
環境人間学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標10/目標16
オフィスアワー・場所
オフィスアワー一覧表(ユニバーサルパスポートに掲示)を参照のこと。 連絡先
オフィスアワー一覧表(ユニバーサルパスポートに掲示)を参照のこと。 対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
3◎/1〇/2〇
研究科DP
ー
全学DP
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教職課程の学修目標
ー
講義目的・到達目標
【講義目的】メディア・コミュニケーションが社会において果たす役割を理解し、メディア・コミュニケーションをクリティカル・ディスコース分析の手法を用いて分析・考察できる力を身につけることを目的とする。
【到達目標】クリティカル・ディスコース分析の手法を適用することで、メディアによって送られている様々なメッセージを解読して説明でき、社会におけるメディア・コミュニケーションの問題点および望ましいあり方を述べることができる力をつけることを目標とする。 授業のサブタイトル・キーワード
講義内容・授業計画
【講義内容】本講義では、様々なメディア・コミュニケーションの内容と様式を理解し、メディア・コミュニケーションを分析するための手段として、クリティカル・ディスコース分析の手法を学ぶ。分析の基礎的な演習の後、社会におけるメディア・コミュニケーションの具体的事例を取り上げて詳細な分析を行い、その問題点と可能性を検討する。
【授業計画】 1.ガイダンス (本講義の目的・目標・概要) 2.メディア・コミュニケーションとは何か 3.メディア・コミュニケーションの内容と様式 4.メディア社会の構造 5.メディア・リテラシー 6.クリティカル・ディスコース分析とメディア(目的) 7.クリティカル・ディスコース分析とメディア(手法) 8.メディアの表象 9.言語の使用からみるメディア・メッセージ 10.ディスコースの構造からみるメディア・メッセージ 11.視覚的要素からみるメディア・メッセージ 12.広告の分析 13.雑誌記事の分析 14.報道・ドキュメンタリーの分析 15.まとめと評価(到達度の確認) ※生成系AIの利用: 生成系AIの利用については教員の指示に従うこと。生成系AIによる出力結果をそのまま課題レポートとして提出してはいけない。生成系AIによる出力をそのまま提出したことが判明した場合は単位を認定しない、又は認定を取り消すことがある。 教科書
ユニバーサルパスポートの「授業資料」にて資料を配布する。
参考文献
鈴木みどり著:メディア・リテラシー入門編、2015、リベルタ出版
伊藤守編著:よくわかるメディア・スタディーズ、2019、ミネルヴァ書房 ノーマン・フェアクラフ著:ディスコースを分析する、2016、くろしお出版 ティム・ラプリー著:会話分析・ディスコース分析・ドキュメント分析、2018、新曜社など(図書館にあり) 事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業に際して指示する資料を事前読み込み(15h)、課題の準備(15h)
【復習】講義内容の理解を深め定着させるために資料を読み直し(15h)、レポートの準備および作成(2回、15h) アクティブ・ラーニングの内容
5人程度のグループに分け、グループでのディスカッションを行う。
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
メディア・コミュニケーションの内容と様式を理解し、そのディスコースの分析ができるものに単位を授与する。講義目的・到達目標に記載する能力(知識・思考力・分析力・表現力等)の到達度に基づき、S(90点以上)、A(80点以上)、B(70点以上)、C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。 【成績評価の方法】 中間レポート30%、最終レポート70%を基準として、授業ごとの小課題や受講態度を含めて総合的に評価する。 課題・試験結果の開示方法
小課題・レポートは、優れた内容のものを講義の中で紹介しながら講評する。最終レポートについてはユニバーサルパスポートのクラスプロファイル機能を使って講評を返す。
履修上の注意・履修要件
履修にあたっては、「環境コミュニケーション論」の単位を修得していることが望ましい。授業中に指示した課題や事前・事後学習に取り組み、配布した資料について十分な予習・復習をして講義に出席すること。
実践的教育
該当しない。
備考
担当教員はメディア・ディスコースの研究を行っている。本講義は、担当教員の専門分野であるメディア研究、クリティカル・ディスコース研究に基づいたコミュニケーション論を解説するものである。詳細は、教員データベースHP ( https://cv01.ufinity.jp/u_hyogo/)を参照のこと。
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。
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