シラバス情報

授業科目名
ライフデザイン論
(英語名)
Life Design
科目区分
専門教育科目
対象学生
環境人間学部
学年
2年
ナンバリングコード
HHHBE2MCA1
単位数
2.0単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度後期
担当教員
竹端 寛
所属
環境人間学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標3/目標5/目標10
オフィスアワー・場所
講義後30分、講義室にて。
連絡先
bata@shse.u-hyogo.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
3◎/2〇/5〇
研究科DP
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】
現代の日本社会における、家族や働き方、生き方、他者との関わり方の多様性を理解する事を目的としている。
【到達目標】
この講義を通じて、受講生がライフデザインの諸課題を理解し、自らのライフデザインを切り拓く上での分析の視点を得る事を目標とする。
授業のサブタイトル・キーワード
講義内容・授業計画
この講義ではライフデザインを考える上で大切な課題を、トピック毎に取り上げて議論する。

1.男女平等と政治参加
2.若者の雇用不安(第1章)
3.ゲスト講義(予定)
4.フェミニズム
5.育児不安(第2章)
6.ゲスト講義(予定)
7.教育の不利(第4章)
8.参加の不利(第6章)
9.能力主義
10.ゲスト講義(予定)
11.市場経済への不信(第7章)
12.権力への不信(第8章)
13.他者への信頼と不信(第9章)
14.振り返りと全体討論
15.総括講義(もう一度、自分のライフデザインを考えてみよう)
最終レポート
教科書
圷洋一・金子充・室田信一著『問いからはじめる社会福祉学 -- 不安・不利・不信に挑む』有斐閣
参考文献
竹端寛『ケアしケアされ、生きていく』ちくまプリマー新書

久山葉子『スウェーデンの保育園に待機児童はいない (移住して分かった子育てに優しい社会の暮らし)』東京創元社

鴻巣麻里香『思春期のしんどさってなんだろう?』平凡社

勅使川原真衣『「能力」の生きづらさをほぐす』どく社

工藤勇一・苫野一徳『子どもたちに民主主義を教えよう——対立から合意を導く力を育む』あさま社
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【事前学習】テキストやオンライン課題の当該箇所を読んだ上で、事前課題レポートを作成する(30h)
【事後学習】授業内容やテキストの当該箇所を振りかえって読み直す(15h)、授業で学んだことを言語化するミニレポートを作成する(15h)
アクティブ・ラーニングの内容
この授業は、毎回小グループで事前課題に関する議論を行い、その内容を全体で発表して議論を深める反転授業の形式で行います。
成績評価の基準・方法
成績評価の基準
家族や働き方、生き方、他者との関わり方の多様性などのライフデザインの諸課題を理解し、自らのライフデザインを切り拓く視座を主体的に考察することができる者に単位を授与する。
講義目的・到達目標に記載する能力(知識・技能、思考力、判断力、表現力等)の到達度に基づき、S(90点以上),A(80点以上),B(70点以上),C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。


成績評価の方法
小レポート40%、最終レポート60%を基準として、受講態度(積極的な授業参画)も含めて総合的に評価する。
課題・試験結果の開示方法
事前課題の内容については、グループで議論した内容を踏まえて、授業中に取り上げる。事後課題については、ユニバーサルパスポートで各自にフィードバックを行う。
履修上の注意・履修要件
・授業中に指示した宿題や事前・事後学習はもとより、「講義内容・授業計画」に記載したテキスト等の該当箇所などについて、十分な予習・復習をして講義に出席すること。
実践的教育
該当しない
備考
担当教員は福祉社会学の研究を行っている。この講義は、担当教員の専門分野である福祉社会学の学問的基礎部分を解説するものである。詳細は教員研究者データベースHP(https://cv01.ufinity.jp/u_hyogo/)を参照のこと。
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。