シラバス情報

授業科目名
基礎栄養学
(英語名)
Nutrition Basics
科目区分
専門教育科目
-
対象学生
環境人間学部
学年
1年
ナンバリングコード
HHHBE1MCA1
単位数
2.0単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度後期
(Fall semester)
担当教員
金子 一郎
所属
環境人間学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標2/目標3
オフィスアワー・場所
オフィスアワー一覧表(ユニバーサルパスポートに掲示)
連絡先
オフィスアワー一覧表(ユニバーサルパスポートに掲示)

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
1◎/2〇
研究科DP
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】人が健康を維持し、また生活習慣病などを予防する上でバランスの取れた栄養素や適切なカロリーを摂取することは極めて重要である。本講義では、基礎的な栄養素の化学構造や代謝などを理解し、生体調節機能に関する基本的な知識を習得することを目的とする。さらに、現在の日本や諸外国における栄養に関するトピックについても適宜取り上げ、時事問題に関する課題解決に応用すること。
【到達目標】3大栄養素(炭水化物、タンパク質、脂質)やビタミン・ミネラル類に関する基礎知識を習得し、またメタボリックシンドローム発症予防など、栄養学に関連する諸問題に関する応用する。
授業のサブタイトル・キーワード
サブタイトル:栄養学の基本
キーワード:栄養素の消化・吸収・代謝・排泄、栄養素の作用、栄養と遺伝子発現
講義内容・授業計画
【講義内容】栄養学に関する概説、各栄養素の構造や機能、さらには栄養素の代謝機構などに関して系統的に講義を進める。さらに、栄養素と遺伝子発現などの関連性や栄養学に関する時事問題をも取り上げることでより応用的な知識をも習得する講義内容を実施する。適宜、小テストやレポートを課す。

【授業計画】
1.    栄養学とは(歴史から健康との関連まで)(テキスト1章〜3章)
2.    食欲の調節(テキスト4章)
3.    食物の消化吸収(テキスト5章)
4.    エネルギー代謝(テキスト6章〜7章)
5.    糖質の栄養(テキスト8章)
6.    脂質の栄養(テキスト9章)
7.    たんぱく質の栄養(テキスト10章)
8.    栄養素の相互作用(テキスト11章)
9.    ビタミン(テキスト12章)
10.ミネラルの栄養学(テキスト13章)
11. 水分・電解質(テキスト14章)
12. 食物繊維と難消化性糖類(テキスト15章)
13. アルコールの代謝と影響(テキスト16章)
14. 栄養と遺伝子発現調節(テキスト17章)
15. 基礎栄養学の総括(小テスト)
定期試験

※生成系AIの利用については教員の指示に従うこと。生成系AIによる出力結果をそのまま課題レポート等として提出してはいけない。生成系AIによる出力をそのまま提出したことが判明した場合は単位を認定しない、又は認定を取り消すことがある。

教科書
基礎栄養学 第4版 (栄養科学シリーズNEXT)  -講談社- 木戸康博、桑波田雅士、原田永勝 (編集)(生協等で購入する)
参考文献
分子栄養学 (栄養科学シリーズNEXT)  -講談社- 宮本賢一、井上裕康、桑波田雅士、金子一郎 (編集)
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業計画を把握し、事前にテキストを読んでおく(15回、1回あたり2hで、計30h)
【復習】講義内容の理解を深め定着させるための教科書や授業資料の読み直し(15回、1回あたり2hで、計30h)、レポートや課題(5 h)
アクティブ・ラーニングの内容
採用しない
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
基礎栄養学の基礎知識を理解し、それを科学的に叙述できる能力を習得したものに単位を授与する。講義目的・目標に記載する能力(知識、思考力、判断力など)の到達度に応じて、S(90点以上)、A(80点以上)、B(70点以上)、C(60点以上)による成績評価の上、単位を付与する。
【成績評価の方法】
小テスト(レポート)30%、定期試験を70%として、受講態度(積極的な質問など)などを含めて総合的に評価する。
課題・試験結果の開示方法
授業の中で管理栄養士国家試験を想定した問題を出題し、その場で解答・解説する。
小テストは採点後、授業内で全体的な講評を行い、解説する。
履修上の注意・履修要件
授業中に指示した宿題や事前・事後学習はもとより、「講義内容・授業計画」に記載したテキスト等の該当箇所などについて、十分な予習・復習をして講義に出席すること。
実践的教育
該当しない。
備考
本講義は、担当教員の専門分野である生化学・栄養学などの学問的基礎部分を解説するものである。詳細は教員研究者データベースを参照すること。
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。