シラバス情報

授業科目名
生涯スポーツ教育特論
(英語名)
Advance Study of Lifelong Sports Education
科目区分
博士前期課程科目
保健体育専修免許科目(必修)
対象学生
環境人間学研究科
学年
学年指定なし
ナンバリングコード
HHHME5MCA1
単位数
2.0単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度前期
担当教員
森 寿仁
所属
環境人間学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標3/目標4
オフィスアワー・場所
オフィスアワー一覧表(ユニバーサルパスポートに掲示)を参照のこと
連絡先
オフィスアワー一覧表(ユニバーサルパスポートに掲示)を参照のこと

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
1◎/2〇
全学DP
1-1◎/1-2〇/2-2〇
教職課程の学修目標
目標1:磨き続ける力/目標2:教え、寄り添う力/目標3:協働する力

講義目的・到達目標
【講義目的】
本講義では、各ライフステージにおける心身の変化やスポーツおよび身体活動の意義を担当教員が講義するとともに、その態様を学生間で議論し、理解を深める。また、身体活動を評価するための理論を学ぶとともに実践し、それらに基づいた普及活動をどのようにすべきかを議論し、発表することを目的とする

【到達目標】
各ライフステージ(乳幼児〜青年〜高齢者)における心身の変化(発達〜老化)の特性を理解し、その特性と生涯スポーツの意義について考えることができ、それらを論理的に説明できる、ことを到達目標とする
授業のサブタイトル・キーワード
サブタイトル:健康長寿社会における生涯スポーツの役割を論考する
キーワード:スポーツ科学、健康科学、体力科学
講義内容・授業計画
本講義では授業内において学術論文の抄読や2〜3回の発表を行う。講義は以下の内容とする。
1.生涯スポーツとは
2.我が国における生涯スポーツの役割
3.健康づくりにおける生涯スポーツの役割
4.ライフステージ(幼児〜高齢者)と生涯スポーツ
5.子ども(幼児)と生涯スポーツ
6.成年と生涯スポーツ
7.高齢者と生涯スポーツ
8.環境と生涯スポーツ
9.運動処方の考え方①−エネルギー消費量の計算方法
10.運動処方の考え方②−様々な運動のエネルギー消費量
11.運動処方の考え方(まとめ)
12.生涯スポーツと教育活動の関わり
13.我が国における生涯スポーツ教育の再考①−文献抄読−
14.我が国における生涯スポーツ教育の再考②−プレゼンテーション−
15.まとめ評価(到達度の確認)
※内容によっては運動を伴う実習を行うことがある。
※PCの利用:授業内で取得したデータの分析の際などPCを使用する回がある。使用する場合には事前に担当教員より連絡する。
※生成系AIの利用:生成系AIの利用については教員の指示に従うこと。課題レポートの作成や事前・事後学習に当たり、事例検索、翻訳等に補助的に生成系AIを使用しても良い。しかし、生成系AIの出力した内容について、事実関係の確認や出典・参考文献を確認・追記することが重要である。
教科書
講義資料を随時配布する。
参考文献
健康運動指導士養成講習会テキスト上・下
生涯スポーツ実践論 川西正志・野川春夫・市村出版
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【事前】講義資料の事前確認と内容に関する下調べ(15h)、プレゼンテーション作成(5h)
【事後】講義資料を用いた講義内容の復習を行うとともに、参考書を用いて知識を深める(40h)
アクティブ・ラーニングの内容
毎回の授業において、その日のテーマに関するグループワークを行う。
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
生涯スポーツの意義を科学的な側面から理解し、その意義について考えることができ、その意義についてわかりやすく説明(プレゼンテーション)できる者については,講義目的・到達目標に記載する能力(知識、思考力、応用力など)の到達度に応じてS(90点以上)、A(80点以上)、B(70点以上)、C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。

【成績評価の方法】
授業への参加状況(受講態度や積極性等)70%、授業でのプレゼンテーション30%を基準として,総合的に評価する。
課題・試験結果の開示方法
【プレゼンテーション】プレゼンテーション回の授業時に受講生に直接、内容の理解やプレゼンテーションの方法に関するフィードバックを行う
履修上の注意・履修要件
本講義は保健体育専修免許の必修科目であるが、専修免許状の取得を希望しない者も受講が可能である。
授業内に軽運動を実施する可能性がある。その場合には担当教員が事前に連絡する。受講者は体調を整えた上で参加すること。
実践的教育
該当しない
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。