シラバス情報

授業科目名
近現代表象文化特論
(英語名)
Modern Culture and Representation
科目区分
博士前期課程科目
対象学生
環境人間学研究科
学年
学年指定なし
ナンバリングコード
HHHME5MCA1
単位数
2.0単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度後期
(Fall semester)
担当教員
石倉 和佳
所属
環境人間学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標4/目標11/目標15
オフィスアワー・場所
オフィスアワー一覧表(ユニバーサルパスポートに掲示)を参照のこと
連絡先
オフィスアワー一覧表(ユニバーサルパスポートに掲示)を参照のこと

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
1◎
全学DP
1-1◎
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
本講義では、良質な人間環境を維持し継続していく基本的な力として文化の力を位置づけ、持続可能な文化の形成プロセスについて検討する。風景、自然に対する審美観、および自然景観と国家意識の関係を中心に、近現代のイギリスおよび日本における事例を考察し、表象文化へのアプローチに関する基本的な事項を講義する。表象文化について一定の見解を構築し、具体的な事例を説明できるようになることが目的である。



授業のサブタイトル・キーワード
講義内容・授業計画
次のトピックに沿って授業を進める。関連する文献(英語・日本語)を読み、ディスカッションを交えながら進める。
1.風景学の現在
2.視覚認識と風景把握のプロセスについて
3.表現された風景
4.イギリス思想における景観への審美観—概論
5.ピクチャレスク
6.美と崇高
7.18世紀のイギリスにおける美学論争
8.ヨーロッパ絵画の歴史から
9.イギリス絵画における風景画
10.日本の近代化における風景表象の様々
11. 景観の意味と国家意識について
12 国土と国家: イギリス自然風景
13 国土と国家:『日本風景論』
14.生活景
15.まとめと到達度の評価

レポートの作成に生成AIが作成した文書をそのまま利用しないこと。利用が判明した場合は単位を与えない。教員の許可があれば、その指示の範囲内で生成AIを利用することは可とする。
教科書
プリント配布 その他授業中に提示
参考文献
授業中に提示する
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
事前学習:配布資料の読み込み、および分析(20h)
事後学習:配布資料および授業内容の理解・分析及び授業中の発表の準備 (30h)
レポート作成:(10h)

アクティブ・ラーニングの内容
教員の示したテーマによる発表を行い、その発表を基に学生同士のディスカッションを行う
成績評価の基準・方法
表象文化へのアプローチの手法を身につけ、自然環境と文化形成のプロセスとの関係について何らかの視点から解説できるものに単位を与える。ヨーロッパおよび日本における美の範疇および景観についての歴史的議論の要点を理解していることが必要である。講義目的および到達目標に掲げた内容についての理解度に応じて、SからCまでの評点をつける。小レポート2回40%および期末レポート60%によって総合的に評価する。
課題・試験結果の開示方法
ユニバーサルパスポートを通じて講評を開示する
履修上の注意・履修要件


実践的教育
該当しない
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。