シラバス情報

授業科目名
ランドスケープ計画特論
(英語名)
Landscape Planning
科目区分
博士前期課程科目
対象学生
環境人間学研究科
学年
学年指定なし
ナンバリングコード
HHHME5MCA7
単位数
2.0単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義・演習 (Lecture/Seminar)
開講時期
2024年度前期
(Spring semester)
担当教員
赤澤 宏樹
所属
環境人間学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標11/目標15/目標17
オフィスアワー・場所
オフィスアワー一覧表(ユニバーサルパスポートに掲示)を参照のこと
連絡先
オフィスアワー一覧表(ユニバーサルパスポートに掲示)を参照のこと

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
1◎/2〇
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
自然、建築物、オープンスペースなどから構成される都市部のランドスケープ(景観)について、地域性や住みやすさ、コミュニティに配慮したものになるよう計画的に規制、誘導、推進する手法を習得する。実際に地域に出向き、どのようなランドスケープが構築されている(される)か確認し、計画の効力について考察するまでを到達目標とする。
授業のサブタイトル・キーワード
景観計画、都市計画、まちづくり、緑地計画、共有空間
講義内容・授業計画
<1日目:自然・環境科学研究所/人と自然の博物館(三田市)にて開講>
1.ガイダンス(本講義の目的や内容を解説する)
2.景観法による景観づくり
3.住民参加と生活景観
<2日目:芦屋市内にて開講>
4.芦屋市の景観制度と景観づくり
5.現地視察と解説:山手開発から芦屋川沿いの景観形成
6.現地視察と解説:芦屋川から海岸部の生活景観
7.視察の振り返りと意見交換
<3日目:宝塚市内にて開講>
8.宝塚市の景観制度と景観づくり
9.現地視察と解説:宝塚市の景観計画と武庫川周辺の景観改善
10.現地視察と解説:雲雀丘地区の景観計画と地区計画
11.視察の振り返りと意見交換
<4日目:三田市内にて開講>
12. 三田市の景観制度と景観づくり
13. 現地視察と解説:中心市街地の歴史・生活景観
14. 現地視察と解説:テクノパークの工場景観
15. 視察の振り返りと意見交換


教科書
プリント資料を配布
参考文献
講義にて紹介
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
<予習>
現地巡検(芦屋市、宝塚市、三田市)前に、各市の総合計画、都市計画マスタープラン、景観計画を参照し理解しておく(6時間×3市)。
<復習>
初回座学回で残った疑問点を整理し、現地巡検時に具体内容を確認できるようにしておく(3時間)。
現地巡検後に、各市のランドスケープ計画の取り組みを基に、自身が考える「良好な景観」づくりの具体方策について考察しまとめる。講義後も残った疑問点や、他市での方策例について調べる(6時間×3市)。
※ 生成系AIの利用:生成系AIは、情報収集の方法として用いることは認めるが、その正誤を確認の上で活用すること。
アクティブ・ラーニングの内容
特に現地巡検において、講師とコミュニケーションをとりながら良好な景観づくり方策について自身の関心や考えを述べる。
成績評価の基準・方法
小レポートの内容を基本とし、受講態度(積極的な意見交換等)を加点して評価する。
課題・試験結果の開示方法
課題は課さない。
履修上の注意・履修要件
現地で行う集中講義のため,集合時間および集合場所は毎回異なる。
現地集合・現地解散を原則とする。
当日の天候によって、自然・環境科学研究所(三田市)での座学に変更することがある。
実践的教育
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。