シラバス情報

授業科目名
建築・インテリア設計特論
(英語名)
Advanced Lecture of Architecture and Interior Design
科目区分
博士前期課程科目
対象学生
環境人間学研究科
学年
学年指定なし
ナンバリングコード
HHHME5MCA1
単位数
2.0単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度後期
(Fall semester)
担当教員
水上 優
所属
環境人間学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標11
オフィスアワー・場所
電子メールにより事前連絡または講義終了後
連絡先
オフィスアワー一覧表(ユニバーサルパスポートに掲示)を参照のこと

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
1◎/2〇
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
思索と制作は建築設計行為の両輪である。近代建築の巨匠たちによる住宅作品の構成原理を、彼らの思索とのかかわり合いにおいて見ていきたい。 草案(スケッチ)群に基づいて住宅作品の生成過程を明らかにしつつ、その変容を独自のダイアグラムを用いて記述−分析し、現象学的解釈学の方法によって、そこに込められた意味の解明を試みる。自らの設計行為における思索と制作の連関のあり方を自問できるようになることが到達目標である。
授業のサブタイトル・キーワード
サブタイトル:巨匠のスケッチをとおして設計の思考課程を学ぶ
キーワード:ルイス・カーン、ル・コルビュジエ、ミース・ファン・デル・ローエ、スケッチ、思考課程
講義内容・授業計画
授業計画
1.ガイダンス/建築における思索と制作
2.エシェリック邸(カーン)のフォーム分析
3.エシェリック邸(カーン)のデザイン分析
4.スターン邸(カーン)のフォーム分析
5.スターン邸(カーン)のデザイン分析
6.ホーニックマン邸(カーン)のフォーム分析
7.ホーニックマン邸(カーン)のデザイン分析
8.ガルシュの家(ル・コルビュジエ)のフォーム分析
9.ガルシュの家(ル・コルビュジエ)のデザイン分析
10.サヴォワ邸(ル・コルビュジエ)のフォーム分析
11.サヴォワ邸(ル・コルビュジエ)のデザイン分析
12.トゥーゲントハット邸(ミース)のフォーム分析
13.トゥーゲントハット邸(ミース)のデザイン分析
14.ファンズワース邸(ミース)のフォーム分析
15.ファンズワース邸(ミース)のデザイン分析
※生成系AIの利用:レポートの作成において生成系AIの使用は認めず、使用が判明した場合は単位を認定しない。
教科書
なし。毎回講義資料を配布する。
参考文献
『ルイス・カーン建築論集』ルイス・カーン著, 前田 忠直訳(鹿島出版会)
『建築論事典』日本建築学会編(彰国社)
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】対象建築家の作品や経歴等について調べる(各回3時間程度)
【復習】配布資料に基づいて各建築作品の志向過程を整理する(各回3時間程度)

アクティブ・ラーニングの内容
該当しない
成績評価の基準・方法
成績評価の基準
講義目的に記した内容を理解し、講義目的の知識を習得できた者に単位を授与する。
講義目的・到達目標に記載する能力(知識・技能、思考力、判断力、表現力等)の到達度に応じてSからCまで成績を与える。
成績評価の方法
提出物を基準とし、受講態度(積極的な質問等)を含めて総合的に評価する。
課題・試験結果の開示方法
最終レポートについてはユニバーサルパスポートのクラスプロファイル機能を使って講評を返す。
履修上の注意・履修要件
取り上げる住宅作品について事前に情報収集しておくことが望ましい。
実践的教育
該当しない
備考
担当教員は近代住宅の空間構成に関する研究を行っている。この講義は、担当教員の専門分野である建築論・建築意匠の学問的基礎部分を解説するものである。詳細は教員研究者データベースHP(http://kyoin.u-hyogo.ac.jp/)を参照のこと
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。