シラバス情報

授業科目名
住環境学特論
(英語名)
Advandced Study of Environmental Engineering in Architecture
科目区分
博士前期課程科目
対象学生
環境人間学研究科
学年
1年
ナンバリングコード
HHHME5MCA1
単位数
2.0単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度後期
担当教員
土川 忠浩
所属
環境人間学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標7/目標11
オフィスアワー・場所
オフィスアワー一覧表(ユニバーサルパスポートに掲示)
連絡先
オフィスアワー一覧表(ユニバーサルパスポートに掲示)を参照のこと

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
2◎
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
都市・建築において快適で省エネルギーな熱環境を創造する上で必要となる、人体の健康・快適性に関わる温熱環境評価の理論、建築物のエネルギー消費性能評価制度および省エネルギー性能基準の評価手法を修得することを目的とする。都市・建築における温熱環境に関わる理論・評価方法、建築物の省エネルギー制度の理解および省エネルギー評価基準に基づく算定・評価できることを到達目標とする。
授業のサブタイトル・キーワード
講義内容・授業計画
講義内容
講義目的・到達目標を達成するために、次の授業計画・内容で進める。

授業計画
第1回:ガイダンス(講義の目的、スケジュール等)
第2回:温熱環境評価の理論1,人体の熱平衡
第3回:温熱環境評価の理論2,温熱環境評価指標
第4回:温熱環境測定の理論および方法
第5回:温熱環境測定の測定演習
第6回:建築物のエネルギー消費性能評価制度1,制度の目的・概要
第7回:建築物のエネルギー消費性能評価制度2,住宅・非住宅
第8回:省エネルギー性能基準1,設計一次エネルギー消費量
第9回:省エネルギー性能基準2,暖冷房負荷と外皮性能
第10回:省エネルギー性能基準3,暖冷房設備
第11回:省エネルギー性能基準4,換気・照明・給湯設備等
第12回:省エネルギー性能算定・評価演習1
第13回:省エネルギー性能算定・評価演習2
第14回:省エネルギー性能算定・評価演習3
第15回:まとめ

※パソコンの利用:毎回の講義において事前配付資料の閲覧、各種計算、課題レポート作成等で使用する。
※生成系AIの利用については教員の指示に従うこと。生成系AIによる出力結果をそのまま課題レポートとして提出してはいけない。生成系AIによる出力をそのまま提出したことが判明した場合は単位を認定しない、又は認定を取り消すことがある。


教科書
事前資料配付
参考文献
快適な温熱環境のしくみと実践,空気調和・衛生工学会編
省エネルギー基準に準拠した算定・判定の方法及び解説Ⅱ住居
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】各回の事前配布資料(PDF)の確認と関連事項の事前調査(各回2h)
【復習】授業で示した資料および図表から読み取ることのできる事実関係や様々な事例の特徴について、授業資料やノート等を見直して復習すること(各回2h)、課題作成(9h)
アクティブ・ラーニングの内容
採用しない
成績評価の基準・方法
成績評価の基準
温熱環境に関する理論および建築物の省エネルギー制度を理解し、評価基準に基づく算定・評価できる者については、講義目的・到達目標に記載する能力の到達度に基づき、S(90点以上),A(80点以上),B(70点以上),C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。
成績評価の方法
平常点(受講態度を含む)、最終課題等を総合的に考慮して評価する。
課題・試験結果の開示方法
課題は、優れた内容のものを講義の中で紹介しながら講評する。
履修上の注意・履修要件
・与えられた課題はもとより、十分な予習・復習をして講義に出席すること。
・本講義は姫路環境人間キャンパスで開講する。また、本講義は原則対面で実施する予定であるが、新型コロナウイルスの感染拡大等の状況によってはオンライン授業とする可能性がある。履修者は,自宅でオンライン授業の受講ができる環境(PCやWi-Fi環境)を整えておくこと。


実践的教育
該当しない
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。