教員名 : 太田 尚孝
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授業科目名
都市計画特論
(英語名)
Advanced study for Urban planning
科目区分
ー
博士前期課程科目
対象学生
環境人間学研究科
学年
学年指定なし
ナンバリングコード
HHHME5MCA1
単位数
2.0単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度後期
(Fall semester)
担当教員
太田 尚孝
所属
環境人間学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標11
オフィスアワー・場所
授業前後、担当教員の部屋にて
連絡先
個人HP等を参考にメール連絡のこと
対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
ー
研究科DP
1◎/2〇
全学DP
ー
教職課程の学修目標
ー
講義目的・到達目標
【講義目的】
日本の今後の都市計画のあり方を展望するためには環境人間学研究科が得意とする複眼的視点がきわめて重要である。本講義では、わが国の都市計画の発展や制度的枠組みを振り返りつつ、フィールドワークを交えて、わが国の都市づくりの成果や課題を理解し、建設的提言を行うことを講義目的とする。 【到達目標】 本講義の到達目標は、1)わが国の都市計画の制度体系を自分の言葉で説明することができる、2)わが国の都市計画の成果や課題を理解し建設的提言を行うことができる、である。 授業のサブタイトル・キーワード
サブタイトル:日本の都市計画の到達点と将来展望
キーワード:都市計画、複眼的視点、GIS、フィールドワーク 講義内容・授業計画
【講義内容】
本講義では、第一に、わが国の都市計画の体系的理解とこれまでのわが国の都市計画プロジェクトを概観する。第二に、個々人の興味関心に応じたフィールドワークを行い、俯瞰的・即地的な分析を行う(場合によっては、GISを用いた調査も行う)。なお、本講義では受講者による指定文献(英文を含む場合もある)のレビューと追加情報の収集による報告と、これを踏まえた参加者全員のディスカッションが中心である。 【授業計画】 1.ガイダンス:講義概要・担当決め 2.映像で理解するわが国の都市発展 3.都市計画の体系的理解①:「土地利用と施設配置」「都市交通」 4.都市計画の体系的理解②:「住環境」「都市デザイン」 5.都市計画の体系的理解③:「都市緑地」「都市防災」 6.都市計画の体系的理解④:「広域計画」「計画策定技法」 7.わが国の都市計画PJ①:1960年代、1970年代 8.わが国の都市計画PJ②:1980年代、1990年代 9.わが国の都市計画PJ③:2000年代 10.フィールドワーク課題の調査計画の報告 11.フィールドワークの実施① 12.フィールドワークの実施② 13.フィールドワークの実施③ 14.フィールドワークの実施④、成果のまとめ 15.プレゼン課題の発表、まとめ・振り返り(到達目標の確認等) ※受講者の前提知識や人数によって教科書選定を柔軟に変更する。 ※パソコンの利用:プレゼンテーション等で必要になるため毎回持参すること。 ※生成系AIの利用:生成系AIの利用については教員の指示に従うこと。生成系AIによる出力結果をそのまま課題レポートとして提出してはいけない。生成系AIによる出力をそのまま提出したことが判明した場合は単位を認定しない、または認定を取り消すことがある。 教科書
必要な資料は適宜、講義時に配布する。あるいは、教員が教科書を指定する。
参考文献
中島直人ほか(2018)『都市計画学: 変化に対応するプランニング』学芸出版社、日本都市計画学会(2011)『60プロジェクトによむ日本の都市づくり』朝倉書店、OECD (2016)Territorial Reviews: Japan 2016, Oecd Publishing 等々
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】
前半のプレゼンでは事前に資料を読み込み、かつ議論するための論点を絞り込むための作業が必要である(50h)。加えて、フィールドワーク課題のための準備作業が必要となる(20h)。 【復習】 フィールドワーク実施後にプレゼンテーションの準備や補完的文献調査が必要になる(20h)。 アクティブ・ラーニングの内容
採用する(各回の発表後に受講生間で議論をする)。
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
わが国の都市計画を巡る現代的課題をフィールドワークを交えて理解し、創造的・建設的な提言ができる者に単位を授与する。講義目的・到達目標に記載する能力(知識・技能、判断力、表現力等)の到達度に応じてSからCまで成績を与える。S=90点以上、A=80点以上、B=70点以上、C=60点以上、とする。 【成績評価の方法】 プレゼン課題(40%)、レジュメ及び発表内容(40%)、積極的な質問等による授業への参加度(20%)、により総合的に評価する。 課題・試験結果の開示方法
プレゼン課題は最終回に実施するのでその際にコメントをすることでフィードバックとする。
履修上の注意・履修要件
・履修にあたっては、十分な予習・復習をして講義に出席すること。
・都市計画やまちづくりへの興味関心と基礎的知識があることが望ましい。 実践的教育
該当しない。
備考
担当教員は わが国の今後の都市をより良くするための研究を国際的視点から行っている。この講義は、担当教員の専門分野である都市計画学を理解する上で必要な基礎的知識を教授するものである。詳細は教員研究者データベースHP等を参照のこと。
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。
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