シラバス情報

授業科目名
環境動態解析学特論
(英語名)
Environmental Dynamics Analysis
科目区分
博士前期課程科目
対象学生
環境人間学研究科
学年
学年指定なし
ナンバリングコード
HHHME5MCA1
単位数
2.0単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度後期
(Fall semester)
担当教員
宇野 康司
所属
環境人間学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標4/目標15
オフィスアワー・場所
オフィスアワー一覧表(ユニバーサルパスポートに掲示)を参照のこと
連絡先
講義中に教示する。

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
1◎/2〇
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】地球科学の諸分野のうち,特に磁性鉱物に関する議論に重点をおき,その地球科学への応用について理解することを目的とする。
【到達目標】地磁気情報がどのようにして鉱物および岩石に記録され、その情報がどのような地球表層環境を反映するのかを説明できることを目標とする。
授業のサブタイトル・キーワード
キーワード:自然残留磁化,古地磁気学,岩石磁気学
講義内容・授業計画
講義内容:過去の地球環境を磁性という形で記録する重要な記憶媒体である磁性鉱物について学ぶ。
授業計画:
1.熱残留磁化
2.アンブロッキング温度
3.堆積残留磁化
4.再堆積実験
5.伏角浅化現象
6.化学残留磁化
7.化学消磁
8.飽和磁化
9.保磁力
10.磁化率異方性
11.多成分残留磁化
12.ブロッキング温度スペクトル
13.磁気ヒステリシス
14.非履歴残留磁化
15.磁性粒子の粒径推定

※パソコンの利用:パソコンを必要とする授業回がある場合,事前に連絡する

生成系AIの利用:
生成系AIの利用については教員の指示に従うこと。生成系AIによる出力結果をそのまま課題レポートとして提出してはいけない。生成系AIによる出力をそのまま提出したことが判明した場合は単位を認定しない、又は認定を取り消すことがある。
教科書
プリント資料を配布
参考文献
小玉一人著「古地磁気学」東京大学出版
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】講義内容に関することを予め調べておくこと(2時間×15週)
【復習】講義内容を復習しておくこと(2時間×15週)
アクティブ・ラーニングの内容
授業内で扱う科学的話題について学生とのディスカッションを行う。
成績評価の基準・方法
成績評価の基準
講義目的に記した内容を理解し,講義目的の知識を習得できた者については、講義目的・到達目標に記載する能力(知識・技能、思考力、判断力、表現力等)の到達度に基づき、S(90点以上),A(80点以上),B(70点以上),C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。
成績評価の方法
受講態度(講義内容に対する取り組み姿勢や積極的な質問等)および小レポートの評価(60%),最終レポート課題(40%)を総合的に評価する。
課題・試験結果の開示方法
優れた内容のレポートを講義の中で紹介しながら講評する。
履修上の注意・履修要件
別途,連絡することがあるので,掲示や大学アドレスへのメール連絡等に注意すること。

実践的教育
該当しない
備考
担当教員は固体地球科学に関する研究を行っている。この講義は,担当教員の専門分野の研究トピック紹介も含めて磁性鉱物学の基礎を解説するものである。詳細は教員研究者データベースHP(https://cv01.ufinity.jp/u_hyogo)を参照のこと。
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。