シラバス情報

授業科目名
大気科学特論
(英語名)
Advanced Study of Atmospheric Science
科目区分
博士前期課程科目
対象学生
環境人間学研究科
学年
学年指定なし
ナンバリングコード
HHHME5MCA1
単位数
2.0単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度前期
担当教員
奥 勇一郎
所属
環境人間学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標4/目標13
オフィスアワー・場所
オフィスアワー一覧表(ユニバーサルパスポートに掲示)を参照のこと
連絡先
オフィスアワー一覧表(ユニバーサルパスポートに掲示)を参照のこと

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
1◎/2〇
全学DP
1-1◎
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
大気科学に関する研究の基礎となる知識や考え方を学ぶことを目的とし,その内容をプレゼンテーションを通して的確に伝える能力を身につけることを目標とする.
授業のサブタイトル・キーワード
キーワード:気象学,気候学
講義内容・授業計画
【講義内容】
初回にガイダンスを行い,文献の選定と分担箇所を決定する.2回目以降は,担当者が自身の分担箇所の内容についてのプレゼンテーションを行い,全員でそのプレゼンテーションに対する質疑討論を行う.担当教員は必要に応じて内容に対する補足説明を行う.

【授業計画】
2回目以降は受講者の興味や理解度に応じて内容を変更する場合がある.
1. ガイダンス,文献の選定
2. ヒートアイランド現象(講義)
3. ヒートアイランド現象(発表およびディスカッション)
4. 衛星リモートセンシング1: 放射(講義)
5. 衛星リモートセンシング2: 地表面温度(概要説明)
6. 衛星リモートセンシング3: 地表面温度(発表およびディスカッション)
7. 気候予測研究と影響評価研究1: 数値予報モデル(講義)
8. 気候予測研究と影響評価研究2: 将来予測シナリオ(講義)
9. 気候予測研究と影響評価研究3: モデル出力データ(講義)
10. 気候予測研究と影響評価研究4: 擬似温暖化実験(講義)
11. 気候変化影響評価1: 豪雨災害(概要説明)
12. 気候変化影響評価2: 豪雨災害(発表およびディスカッション)
13. 気候変化影響評価3: 台風災害(概要説明)
14. 気候変化影響評価4: 台風災害(発表およびディスカッション)
15. まとめ

※パソコンの利用: 毎回使用予定
※生成系AIの利用: 生成系AIの利用については教員の指示に従うこと.生成系AIによる出力結果をそのまま課題レポートとして提出してはいけない.生成系AIによる出力をそのまま提出したことが判明した場合は単位を認定しない,または認定を取り消すことがある.
教科書
必要に応じてユニバーサルパスポートの授業資料にて配付します.
参考文献
必要に応じて紹介します.
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】
授業で指示がある場合はその内容を,ない場合は授業計画に記載の用語について参考文献等を用いて調べておくこと.各回につき2時間を目安とする.
【復習】
授業で示した図表等から読み取ることのできる相関関係や因果関係,それらを介してわかる現象の特徴等について,資料やノート等を見直して復習しておくこと.各回につき2時間を目安とする.授業で展開した計算(数式の場合は与えられた値以外に考えることのできる条件に適した数値を代入しての試算)や議論を自分自身の力だけで復元してみることを強くおすすめします.
アクティブ・ラーニングの内容
プレゼンテーションの後に発表内容に対して全員でのディスカッションを行います.
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
大気科学に関する研究の基礎となる知識や考え方を理解し,説明できる者については,講義目的・到達目標に記載する能力(知識,思考力,プレゼンテーションスキル)の到達度に基づき,S(90点以上),A(80点以上),B(70点以上).C(60点以上)による成績評価のうえ,単位を付与する.
【成績評価の方法】
質疑応答を含む分担箇所のプレゼンテーションの内容100%を基準として,受講態度(積極的な討論への参加等)を含めて総合的に評価する.
課題・試験結果の開示方法
プレゼンテーションの質疑討論において補足説明し,疑問点等への解説を行います.
履修上の注意・履修要件
担当者は必要に応じてプレゼンテーションの資料を準備してくること.自身の担当箇所でなくとも,文献に目を通して論点の整理をし,十分な予習・復習をして講義に出席すること.履修者の興味や理解度に応じて内容を変更する場合がある.履修希望者は講義開始1週間前までに必ずメール等で担当教員に連絡を下さい.
実践的教育
該当しない
備考
担当教員は大気科学に関する研究を行っている.この講義は,担当教員の専門分野である気象学,気候学の基本的な部分を解説するものである.詳細は教員研究者データベースHP(https://cv01.ufinity.jp/u_hyogo)を参照のこと.
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。