シラバス情報

授業科目名
量子力学Ⅲ
(英語名)
Quantum Mechanics III
科目区分
専門教育科目
対象学生
理学部
学年
3年
ナンバリングコード
HSSBM3MCA1
単位数
2.0単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度後期
担当教員
坂井 徹
所属
理学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標9
オフィスアワー・場所
随時
研究棟710号室
連絡先
メールアドレス
sakai@spring8.or.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
1◎/2〇/3〇
研究科DP
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】量子力学における多体問題を解析する手法を説明し、物質科学の研究に応用することが目的である。
【到達目標】物性科学・凝縮系科学の具体的な問題に量子力学の多体問題の手法を適用できることが目標である。
授業のサブタイトル・キーワード
第二量子化、ボーズ粒子、フェルミ粒子、強相関電子系、量子スピン系
講義内容・授業計画
【講義内容】量子力学を物質科学に役立てるために必要な多粒子系の取り扱いを説明し、具体的な問題に応用する。
【授業計画】
1. イントロダクション
2. 量子力学の復習
3. 調和振動子
4. 同種粒子の多体系
5. 第二量子化
6. ボーズ粒子
7. フェルミ粒子
8. 場の量子論
9. 自由電子
10.周期ポテンシャル中の電子
11.強相関電子系
12.量子スピン系
13.ハイゼンベルグ模型
14.秩序とスピン液体
15.演習問題
定期試験
教科書
講義テキストをユニバーサルパスポートで配信する。
参考文献
多くの量子力学の教科書の後半部分が参考になる。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】講義テキストをダウンロードして読み、内容を理解する。(30h)
【復習】講義で解説した演習問題を自力で解けるように復習する。(30h)

アクティブ・ラーニングの内容
採用しない
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
S(90点以上)、A(80点以上)、B(70点以上)、C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。
【成績評価の方法】
定期試験で評価する。
課題・試験結果の開示方法
定期試験は、全体的な講評や模範解答をユニバーサルパスポートのクラスプロファイル機能を使って示す。
履修上の注意・履修要件
量子力学Iの知識、及び微分・積分・線形代数の計算法を習熟していることが望ましい。

実践的教育
該当しない
備考


英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。