教員名 : 藤田 守文
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授業科目名
有機化学Ⅳ
(英語名)
Organic Chemistry IV
科目区分
専門教育科目/教職課程科目
−
対象学生
理学部
学年
3年
ナンバリングコード
HSSBM3MCA1
単位数
2.0単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度前期
担当教員
藤田 守文
所属
理学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標7/目標9
オフィスアワー・場所
随時 研究棟415
連絡先
fuji@sci.u-hyogo.ac.jp
対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
1◎/5◎/9◎
研究科DP
ー
全学DP
1-1◎/1-2〇
教職課程の学修目標
目標1:磨き続ける力
講義目的・到達目標
【講義目的】「有機化学I,II,Ⅲ」に引き続き、有機化合物の反応・合成・物性を網羅・整理するために、芳香族化合物およびエノラートイオンが関係する有機化学反応を体系づけできるようになることを目的とする。
【到達目標】芳香族化合物およびエノラートイオンが関係する有機化学反応を記述できるようになること。 授業のサブタイトル・キーワード
キーワード:芳香族化合物、エノラートイオン、求電子種、求核種
講義内容・授業計画
有機化合物の性質を分子軌道に基づき説明し、電子の動きを通して反応機構を解説する。さらに反応様式を分類・比較することで、有機化学反応に対する理解を深める。
以下のテーマに関して講義を行い、問題演習の時間を設ける。 講義中に筆記試験(事前に、口頭およびユニバーサルパスポートへの掲示で連絡する)を2回行う。 1)ガイダンス 本講義の目標や概要を説明する。 2)ベンゼンへの求電子置換反応(テキスト16章) 3)一置換ベンゼンの求電子置換反応(テキスト16章) 4)置換基の共役効果と誘起効果(テキスト16章) 5)芳香族求核置換反応(テキスト18章) 6)多置換芳香族化合物の位置選択的生成反応(テキスト19章) 7)エノラートとエノール(テキスト17章) 8)エノラートのアルキル化反応(テキスト17章) 9)速度支配と熱力学支配(テキスト17章) 10)エノール等価体、エノラート等価体(テキスト17章) 11)アルドール反応(テキスト17章) 12)交差アルドール反応(テキスト17章) 13)クライゼン縮合(テキスト17章) 14)エノラートの共役付加(テキスト18章) 15)ロビンソン環化反応(テキスト18章) 教科書
教科書 「有機化学 改訂2版」 (奥山 格・石井昭彦・箕浦真生 著) 丸善
大学生協で購入可能 参考文献
(1)参考書 「ウォーレン有機化学 上」
(野依良治、奥山 格、柴崎正勝、檜山為次郎 監訳)東京化学同人 図書館蔵 (2)「有機化学 改訂2版 問題の解き方」 (奥山 格 著) 丸善 生協で購入可 事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業に際して指示するテキストを事前読み込み(15h)
【復習】例題の解答(15h)、演習問題の解答(15h)、講義内容の理解を深め定着させるためにテキスト教材を読み直し(15h) アクティブ・ラーニングの内容
採用しない
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】講義目的・到達目標に記載する能力の到達度に基づき、S(90点以上),A(80点以上),B(70点以上),C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。 【成績評価の方法】講義内の筆記試験(2回)の成績で評価する。 課題・試験結果の開示方法
筆記試験の内容を、原則、次の講義で解説する
履修上の注意・履修要件
有機化学Ⅰ、Ⅱ、Ⅲを履修していることを前提に講義する。
実践的教育
該当しない
備考
有機化学 plus on web
https://pub.maruzen.co.jp/book_magazine/yuki/web/ に、各章ごとの問題、解答、反応例や解説が掲載されているので、 学習の参考にすること。 英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。
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