教員名 : 井澤 俊明
|
授業科目名
細胞生物学2
(英語名)
Cell biology 2
科目区分
専門基礎科目(専門関連科目)/教職課程科目
ー
対象学生
理学部
学年
カリキュラムにより異なります。
ナンバリングコード
HSSBA2MCA1
単位数
2.0単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度後期
(Fall semester)
担当教員
井澤 俊明
所属
理学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
該当なし
オフィスアワー・場所
講義日の午後12:15〜13:00(研究棟503号室)。
メールにての質問は随時。 連絡先
メールアドレス
izawa@sci.u-hyogo.ac.jp 対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
11◎/10〇
研究科DP
ー
全学DP
1-1◎/1-2〇
教職課程の学修目標
目標1:磨き続ける力
講義目的・到達目標
【講義目的】
生物の基本単位である細胞の多様性とダイナミックな活動を、細胞骨格の構造と機能の視点から理解する。 【到達目標】 細胞骨格を構成する3種類のタンパク質繊維であるアクチンフィラメント、微小管、中間径フィラメントについて、それぞれの基本構造や機能を適切に説明できるようになる。さらに、細胞内の様々な「動き」に関わる生体機能を、細胞骨格の基礎知識に基づいて記述できるようになる。 なお、本講義は教職必修科目に該当するが、上記到達目標の前半部分が、生物学の基礎知識の教授能力の習得という教職課程の学修と関連づけられる。 授業のサブタイトル・キーワード
細胞骨格、アクチンフィラメント、微小管、中間径フィラメント、細胞運動、筋収縮、細胞分裂
講義内容・授業計画
【講義内容】
本講義では、細胞骨格を構成する3種類のタンパク質繊維であるアクチンフィラメント、微小管、中間径フィラメントの基本的な構造と機能について概説する。続いて、細胞のダイナミックな活動を制御する細胞骨格の役割について、様々な生命現象を取り上げて概説する。本授業内容は、教科書Essential細胞生物学第5版第17章全体、および18章の有糸分裂、細胞質分裂の内容に相当する。 【授業計画】 1. イントロダクション -細胞骨格とは- 2. アクチンフィラメントの構造と機能(1) 3. アクチンフィラメントの構造と機能(2) 4. モータータンパク質 5. 筋収縮(1) 6. 筋収縮(2) 7. 細胞の移動 8. 微小管の構造と機能(1) 9. 微小管の構造と機能(2) 10. 有糸分裂と細胞質分裂(1) 11. 有糸分裂と細胞質分裂(2) 12. 鞭毛・繊毛運動 13. 細胞小器官(オルガネラ)の配置制御 14. 中間径フィラメントの構造と機能 15. まとめ 生成系AIの利用について 生成系AIの利用については教員の指示に従うこと。生成系AIによる出力結果をそのまま課題レポートとして提出してはいけない。生成系AIによる出力をそのまま提出したことが判明した場合は単位を認定しない、又は認定を取り消すことがある。 教科書
B.Albertsら「Essential細胞生物学 第5版」(南江堂)、および、講義の際に配布されるPowerpointのスライド。
参考文献
B.Albertsら「Molecular Biology of the Cell, 7th edition」 その他講義で紹介する。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】Essential細胞生物学第5版の各セクションに対応する部分を予め読んで理解し、また、配布された授業資料に予め目を通しておくこと(15h)。
【復習】講義内容の理解を深め定着させるために、各授業後に授業資料と授業ノートを読み直し授業内容の整理を行うこと(40h)。レポート作成1回(5h)。 アクティブ・ラーニングの内容
実施しない。
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】到達目標に記載する能力(各項目の知識、個別の知識を結び付けて統合的な理解に導く思考力、これらを適切かつ論理的に記述する表現力等)の到達度に基づき、S(90点以上)、A(80点以上)、B(70点以上)、C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。
【成績評価の方法】 小テスト15%、レポート15%、定期試験70%を基準として、総合的に評価する。 課題・試験結果の開示方法
小テストについては、同じ授業時間内もしくは次回の授業時間内で解説する。
レポートについては、全体の講評を授業の中で通知する。 履修上の注意・履修要件
実践的教育
該当しない。
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。
|