教員名 : 永野 真理子
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授業科目名
進化学Ⅰ
(英語名)
Evolution I
科目区分
専門教育科目
ー
対象学生
理学部
学年
3年
ナンバリングコード
HSSBA3MCA1
単位数
2.0単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度前期
担当教員
永野 真理子、荒木 仁志
所属
非常勤講師
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
該当なし
オフィスアワー・場所
授業終了後15分間、非常勤講師室にて
連絡先
永野までご連絡ください(nagano.mariko@kuas.ac.jp)
対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
1◎/2◎/3◎
研究科DP
ー
全学DP
ー
教職課程の学修目標
ー
講義目的・到達目標
進化学は19世紀、チャールズ・ダーウィンに端を発する比較的若い学問分野である。しかし、DNA解析技術の急速な発展と相まって、生物進化の概要は近年、大きく様変わりしつつある。本講義では、遺伝子レベルでの進化の起こり方を学ぶと共に、様々な生命現象の背景にある進化の仕組みについて説明できるようにする。
本講義の到達目標は、1)進化の基本概念、2)遺伝子から表現型、生態系に至る進化の影響を関連づけ、説明できるようになることである。 授業のサブタイトル・キーワード
キーワード:生物多様性、進化学、集団遺伝学
講義内容・授業計画
生物進化に関する概念と研究事例を取り上げ、集団遺伝学、分子生態学を中心とする最新の知見について紹介すると共に、演算を通して進化の起こり方や生物多様性の意義を解説する。
1)遺伝子の概念と突然変異(担当:荒木) 2)遺伝子頻度とハーディ・ワインベルグ平衡(担当:荒木) 3)集団サイズと遺伝的浮動(担当:荒木) 4)近親交配と選択的交配(担当:荒木) 5)移住と集団構造(担当:荒木) 6)自然選択(担当:荒木) 7)中立進化(担当:荒木) 8)進化学研究の最前線(担当:荒木、永野) 9)形態による系統と分類(担当:永野) 10)遺伝子の系統樹(担当:永野) 11)遺伝子から表現型へ(担当:永野) 12)種間関係の進化(1)(担当:永野) 13)種間関係の進化(2)(担当:永野) 14)行動の進化(1)(担当:永野) 15)行動の進化(2)(担当:永野) レポート試験 ※パソコンの使用:1-7回(演習を実施予定。関数電卓でも可。) ※生成系AIの利用:生成系AIの利用については教員の指示に従うこと。生成系AIによる出力結果をそのまま課題レポートとして提出してはいけない。生成系AIによる出力をそのまま提出したことが判明した場合は単位を認定しない、又は認定を取り消すことがある。 教科書
該当なし。授業中にその都度指示する。
参考文献
遺伝学概説(J.F. クロ—)培風館
カラー図解 進化の教科書 第3巻 系統樹や生態から見た進化 (ブルーバックス) 事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】シラバスに示す書籍や関連のある資料を読む(15h)、レポートの準備(15h)
【復習】授業中に示す書籍、授業資料などを読む(10h)、レポートの作成(20h) アクティブ・ラーニングの内容
9-15回は2-4人のグループに分けてグループワークをする。
成績評価の基準・方法
成績評価の基準
進化の概念を理解し、説明が出来る者に単位を授与する。講義目的・到達目標に記載する能力(知識・技能、思考力、表現力等)の到達度に応じてS(90点以上)、A(80点以上)、B(70点以上)、C(60点以上)まで成績を与える。 成績評価の方法 授業毎の課題の提出(40%)、レポートの内容(60%)を基準として受講態度(積極的な質問や議論等)を含めて総合的に評価する。 課題・試験結果の開示方法
授業中の課題は、授業中にフィードバック、講評する。レポートはユニバーサルパスポートにて講評する。
履修上の注意・履修要件
講義中に演算を行うので、関数電卓もしくは表計算ソフトの入ったパソコンを持参すること。
実践的教育
該当しない
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。
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