教員名 : 水島 恒裕
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授業科目名
構造生物学2
(英語名)
Structural biology 2
科目区分
専門教育科目/教職課程科目
-
対象学生
理学部
学年
3年
ナンバリングコード
HSSBA3MCA1
単位数
2.0単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度後期
担当教員
水島 恒裕、緒方 英明
所属
理学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標4
オフィスアワー・場所
随時・姫路工学キャンパスC棟(C449)
メールによる事前連絡が望ましい 連絡先
mizushi@sci.u-hyogo.ac.jp
対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
2◎/3◎/11◎
研究科DP
ー
全学DP
1-1◎/1-2◎/4-1◎
教職課程の学修目標
目標1:磨き続ける力
講義目的・到達目標
【講義目的】生命現象はタンパク質、核酸、糖類などの生体高分子による化学反応であり、タンパク質は固有の立体構造をとることで機能を獲得し、さまざまな生命現象を担っている。生命科学の基礎となる、生命現象の仕組みに関する理解と、その問題解決に意欲と関心を深めることを目的とし、タンパク質など生体高分子の構造と機能の相関、構造解析方法などの事項を解説する。
【到達目標】1) 生体高分子の構造解析方法の基礎理論を習得すること。2) 生体分子の高次構造と機能の相関を理解し、分析できるようになることを到達目標とする。 授業のサブタイトル・キーワード
キーワード:タンパク質構造、構造解析法、構造と機能
講義内容・授業計画
【講義内容】生体高分子を構成する要素、その立体構造、構造解析方法を解説し、次にタンパク質が特定の立体構造を形成することにより獲得する機能と機能発現メカニズム、その応用について解説する。
【授業計画】 1. はじめに 講義の概要 生体分子の構造総論(核酸、タンパク質、糖、脂質) 2. 生体分子の構造、機能解析法 3. X線結晶構造解析による生体分子の解析法 1 4. X線結晶構造解析による生体分子の解析法 2 5. NMRによる生体分子の解析法 1 6. NMRによる生体分子の解析法 2 7. タンパク質の基本構造 8. タンパク質の構造と機能 酵素反応を理解する 9. タンパク質の構造と機能 構造変化と機能発現 10. タンパク質の構造と機能 翻訳後修飾による機能変換 11. タンパク質の構造と機能 翻訳後修飾 ユビキチン化修飾 12. タンパク質の構造と機能 超分子複合体形成による機能発現 13. ウイルスの構造 14. タンパク質構造情報に基づいた機能の解析 15. タンパク質構造情報を利用した応用 パソコンまたはタブレット、スマートフォンの利用:毎回使用予定 生成系AIの利用: 生成系AIの利用については教員の指示に従うこと。生成系AIによる出力結果をそのまま課題レポートとして提出してはいけない。生成系AIによる出力をそのまま提出したことが判明した場合は単位を認定しない、又は認定を取り消すことがある。。 教科書
「Essential細胞生物学」 原著第3版・第4版・第5版、監修 中村桂子・松原謙一、南江堂
参考文献
樋口芳樹、中川敦史 構造生物学 共立出版
ブロウ生命系のためのX線解析入門 化学同人 事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業に際してテキストの該当部分を確認すると共に、講義資料をあらかじめダウンロードし、内容を事前に読み込んでおくこと。(15h)、講義終了前に行う小テストのための準備(15h)
【復習】講義内容の理解を深め定着させるためにテキスト・講義資料の読み直し(15h)、小テストの解説をふまえた内容の確認(15h) アクティブ・ラーニングの内容
該当しない
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
講義目的・到達目標に記載する能力の到達度に基づき、S(90点以上)、A(80点以上)、B(70点以上)、C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。 【成績評価の方法】 毎回15分程度の小テストを行い、その結果(50%)と期末試験の結果(50%)を基準として、受講態度(積極的な質問等)を含めて総合的に評価する。 小テストの問題は講義の内容から出題する。 課題・試験結果の開示方法
小テストは、原則次の講義内で解説する。
定期試験は試験結果に関するコメントをユニバーサルパスポートのクラスプロファイル機能を使って示す。 履修上の注意・履修要件
構造生物学1を履修しておくことが望ましい。
実践的教育
該当しない
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。
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