シラバス情報

授業科目名
天体観測
(英語名)
Astronomical Observations
科目区分
専門教育科目
-
対象学生
理学部
学年
3年
ナンバリングコード
HSSBA3MCA5
単位数
1.0単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
実習 (Practical Training)
開講時期
2024年度前期
担当教員
本田 敏志、伊藤 洋一
所属
理学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標4
オフィスアワー・場所
平日午後、西はりま天文台
連絡先
honda@nhao.jp
yitoh@nhao.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
2◎/3◎/11◎
研究科DP
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
西はりま天文台には「なゆた望遠鏡」という日本で2番目に大きな望遠鏡がある。この望遠鏡を使って天体観測を経験することを目的とする。自分で取得した太陽系外惑星や小惑星のデータを解析することで、天体の姿を明らかにするということを目標とする。実際に観測を行うことで、今まで見ていた星空の見方が変わるだろう。
授業のサブタイトル・キーワード
宇宙、天体、惑星
講義内容・授業計画
講義内容
「なゆた望遠鏡」を用いた天体観測の実習。
授業計画
●1日目、2日目:観測実習(9月2-3日)
1.観望会に参加していろいろな天体を観察しよう
2.なゆた望遠鏡を使って太陽系外惑星を観測しよう
3.60cm望遠鏡を使って小惑星を観測しよう
4.撮影したデータを解析して、天体の姿を明らかにしよう
5.観測機器の講義を受け、いろいろな観測方法を考えよう
●3日目:成果発表(9月4日)
1.グループワーク
2.発表
3.講義のまとめと評価

この授業においては、生成AIの利用について制限を設けない。

教科書
関連する資料を配布する。
参考文献
なし
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
最終日の発表で指摘されたことを調べるために、60時間程度の復習が必要である。
アクティブ・ラーニングの内容
天体観測、データ解析、成果発表の全てにおいて受講生が主体的に取り組む。
成績評価の基準・方法
●成績評価の基準
天体観測を通じて天体の構造を理解した者に単位を授与する。講義目的・到達目標に記載した事項の理解度や論理的思考力などに応じてS(90点以上)、A(80点以上)、B(70点以上)、C(60点以上)による成績を与える。

●成績評価の方法
全日出席することを前提とする。評価は発表内容やレポートに基づき、3日間の履修態度(観測への積極的なかかわりなど)を含めて総合的に評価する。

課題・試験結果の開示方法
質疑応答の時間を設ける。
履修上の注意・履修要件
●定員は20名程度。受講希望者が多数の場合はランダム抽選とする。
●天候により講義や実習内容が変わる可能性がある。
●天文学や物理学を基礎とするが、これらを学んでいなくても履修は可能である。
●9月2-4日の2泊3日で行う予定。
●《新型コロナウィルス感染症に伴う特例措置に基づく遠隔授業》
当授業は、原則全ての授業を対面で実施する予定ですが、履修者人数によっては、新型コロナウィルス感染症対策として、履修者を複数の教室に分けて教室間をオンラインで繋ぐ方法や、対面授業と自宅でのオンライン授業を実施する方法とする場合があり、自宅等でオンライン授業の受講を視聴できる通信環境(PC・タブレット等の端末やWi-Fi環境)が必要となる場合があります。最終的な授業方法は履修登録後に決定・連絡します。

実践的教育
該当しない
備考
自家用車で西はりま天文台に来ることができる人以外は、天文台に宿泊。夜間の観測を行うため、天文台に宿泊することが望ましい。参加できなくなった場合は、観測実習3日前までに本田に連絡すること。連絡がない場合は、宿泊費や食事のキャンセル料が発生する。
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。