シラバス情報

授業科目名
物質科学基礎実験Ⅱ
(英語名)
Basic Laboratory Course in Material Science II
科目区分
専門基礎科目(専門関連科目)/教職課程科目
-
対象学生
理学部
学年
2年
ナンバリングコード
HSSBA2MCA4
単位数
1.0単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
実験 (Experiment)
開講時期
2024年度後期
担当教員
三宅 由寛、藤田 守文、久保 和也、下垣 実央、吾郷 友宏、井上 僚
所属
理学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標7/目標9
オフィスアワー・場所
問い合わせは各実験テーマの担当教員まで
連絡先
三宅:miyake@sci.u-hyogo.ac.jp
藤田:fuji@sci.u-hyogo.ac.jp
下垣:shimogaki@sci.u-hyogo.ac.jp
吾郷:agou@sci.u-hyogo.ac.jp
久保:kubo@sci.u-hyogo.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
1◎/5◎/6◎
研究科DP
全学DP
1-1◎/1-2◎
教職課程の学修目標
目標1:磨き続ける力

講義目的・到達目標
【講義目的】現代社会におけるエネルギー問題、資源問題を解決するためには技術革新が必要となる。そのために新たな物質科学の開拓が重要である。物質科学における基礎的な物質開発の手法としての有機化学実験を体験し、どのようにして有機化合物を具体的に合成するかを学ぶことを目的とする。
【到達目標】1)有機化合物の合成を実演する、2)実験器具や測定機器の使用法を習得する
授業のサブタイトル・キーワード
キーワード:エステル化、Grignard反応、カルボニル化合物
講義内容・授業計画
【講義内容】
有機化学実験の基本操作である抽出、溶媒留去、吸引ろ過などの方法や分離分析手段として有用な薄層クロマトグラフィー(TLC)法、有機化合物の基本的性質である融点の測定、機器分光法の一つである赤外吸収スペクトル(IR)法などを学ぶことにより有機合成実験の進め方を習得する。
【授業計画】
1.安全教育、概要説明、基本操作・分析手法の原理説明
2.安息香酸のエステル化
3.Grignard反応
4.ニトロ化
5.後片付け

生成系AIの利用については教員の指示に従うこと。課題レポートの作成や事前・事後学習に当たり、事例検索、翻訳等に補助的に生成系AIを使用しても良い。しかし、生成系AIの出力した内容について、事実関係の確認や出典・参考文献を確認・追記することが重要である。

教科書
(1)物質科学基礎実験II実施要綱集:ユニバーサルパスポートで配布する。ダウンロードして打ち出しておくこと。
(2)「続 実験を安全に行うために」 (化学同人編集部編) 化学同人[生協で購入可]
参考文献
「フィーザー/ウィリアムソン有機化学実験」丸善 [図書館有]
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業に際してテキストを事前読み込みと手順作成(12h)
【復習】講義内容の理解を深め定着させるためにテキスト教材を読み直し(9h)、レポート作成(9h)
アクティブ・ラーニングの内容
採用しない
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】講義目的・到達目標に記載する能力の到達度に基づき、S90点以上),A(80点以上),B70点以上),C60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。
【成績評価の方法】平常点、実験ノート、レポート、課題の解答により評価します。
課題・試験結果の開示方法
レポートの評価はユニパで講評する
履修上の注意・履修要件
・全実験テーマを実施することが前提で、実験への取り組み態度、提出した実験ノート、レポートおよび課題の解答を採点して成績を評価します。
実践的教育
該当しない
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。