教員名 : 開講せず
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授業科目名
放射光物性論
(英語名)
Application of Synchrotron Radiation toMaterial Science
科目区分
専門教育科目
物質科学専攻科目・選択科目・分野共通科目
対象学生
理学研究科
学年
1年
ナンバリングコード
HSSMM5MCA1
単位数
2.0単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度前期
担当教員
開講せず
所属
理学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標7/目標8
オフィスアワー・場所
水曜日11時から14時 研究棟(214号室)
連絡先
kobayash@sci.u-hyogo.ac.jp
対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
ー
研究科DP
1◎/4〇
全学DP
ー
教職課程の学修目標
ー
講義目的・到達目標
【講義目的】
放射光を用いて物性研究を始めるにあたって必要とされる、電磁波と物質(電子・原子核)との相互作用の物理的基礎と微視的なレベルで物性研究を行うために必要な量子論的な考え方を関係づける。 【到達目標】 電磁波と物質(電子・原子核)との相互作用を用いて物質の電子状態や機能性を微視的観点で説明する。 授業のサブタイトル・キーワード
キーワード:電磁波、干渉性・非干渉性散乱、弾性・非弾性散乱、超微細相互作用、多重極限環境
講義内容・授業計画
【講義内容】
電磁波と物質(電子・原子核)との相互作用の理論と実験手法について述べる。とくに、個々の相互作用が、物質の微視的性質と関係づける。 磁性体を例として、これらの相互作用を通じてその物性を解明する研究手法を応用する。 一方、物質内では電子相関が重要であり、これらの相互作用が実験環境(温度、圧力、磁場など)によりどのように変化するかを説明する。 【授業計画】 I.電磁波(放射線)の物質による散乱・吸収発光 1. 基礎 2. 干渉性・非干渉性散乱、弾性・非弾性散乱 3. 吸収・発光分光 II.結晶中での電子状態 1. 基礎:原子(イオン)内の電子 2. 電子の局在化・非局在化 III.放射光を用いた原子核の共鳴散乱法 1. 放射光発生の原理 2. 超微細相互作用 電子と原子核の相互作用 (2回) 3. 原子核共鳴散乱の原理 (2回) 4. 弾性・非弾性原子核共鳴散乱 IV.多重極限環境下での物性現象 1. 多重極限環境 2. 環境変数と電子間相互作用 3. 多重極限環境下での物性測定手法 *生成系AI の利用については指示に従うこと。教員が認める範囲を超えて生成系AIを使用したことが判明した場合は単位を認定しない、又は認定を取り消すことがある。 教科書
それぞれの章に関する重要事項まとめた講義資料を配布する。
参考文献
特になし
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】各章の講義資料を必ず授業前に読み、記載された必要・重要事項の導出に必要な基礎事項の理解度を確認して、必要に応じて学術論文を読む(30h)
【復習】講義内容の理解を深め定着させるために学術論文を読む。または、実験により実践する。(30h) アクティブ・ラーニングの内容
採用しない。
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
S(90点以上)、A(80 点以上)、B(70 点以上)、C(60 点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。 【成績評価の方法】 発表により理解度を確認して評価する。その割合が100%。 課題・試験結果の開示方法
講義中に示した事例については、その場で解説しながら具体的な手法などとの関連について示す。
履修上の注意・履修要件
特になし
実践的教育
該当しない
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。
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