教員名 : 當舎 武彦
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授業科目名
生体金属分子科学
(英語名)
生体金属分子科学 Biometal Science
科目区分
ー
生命科学専攻・生体物質構造解析学・選択科目
対象学生
理学研究科
学年
1年
ナンバリングコード
HSSML5MCA1
単位数
2.0単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度後期
担当教員
當舎 武彦
所属
理学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標9
オフィスアワー・場所
午前9時から午後6時
研究2期棟、S208 連絡先
ttosha@sci.u-hyogo.ac.jp
対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
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研究科DP
1◎/6〇
全学DP
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教職課程の学修目標
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講義目的・到達目標
【講義目的】
様々な生理反応において、種々の金属元素が重要な役割を果たしている。そのため、生体内における金属元素の働きについて学ぶことは、生命現象を理解するうえで重要である。また、金属元素を活性部位にもつ金属タンパク質は、高機能を有するため、金属タンパク質の構造と機能の関係の理解は、今後の技術革新につながる可能性を有している。本講義では、生体内での金属および金属タンパク質の役割について理解することに加え、そのために必要となる基礎知識を身に着けることを目的とする。 【到達目標】 1)生体内における金属(タンパク質)の役割について述べることができるようになること。2)金属タンパク質の構造と機能の関連を調べるための研究手法について説明できるようになること。 授業のサブタイトル・キーワード
キーワード:金属タンパク質、構造機能相関
講義内容・授業計画
【講義内容】
本講義では最初に生命金属科学の概要について学び、生命金属科学の理解に必要となる生物無機化学・分光学・構造生物学・時間分解計測の基礎について理解を深める。そして、学んだ知識をいかして、生命金属科学に関連する論文を自ら選び、その内容について発表し、議論を行う。 【授業計画】 1. 生命金属科学概論 2. 生物無機化学(金属タンパク質) 3. 生物無機化学(配位化学) 4. 分子分光学(振動分光) 5. 分子分光学(磁気分光) 6. 構造生物学(結晶学) 7. 構造生物学(放射光の利用) 8. 時間分解計測技術(迅速混合法) 9. 時間分解計測技術(閃光法) 10. 動的構造解析 11. 動的構造解析(SACLAの利用) 12-15. 論文紹介+講評 *講義はパソコンを用いて行う。 *論文紹介では、学生自らがパソコンを用いパワーポイントなどを使って発表を行う。 *生成系AIの利用については教員の指示に従うこと。生成系AIによる出力結果をそのまま論文紹介に利用してはいけない。生成系AIによる出力をそのまま利用したことが判明した場合は単位を認定しない、又は認定を取り消すことがある。 教科書
適宜、資料をユニバーサルパスポートを通じて配布する。
参考文献
生命金属ダイナミクス(NTS)、ヘムタンパク質の科学(NTS)
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】
次回講義内容に関する配布資料の熟読(20h) 論文紹介の発表準備(10h) 【復習】 配布資料の読み直し(20h) 発表資料の読み直し(10h) アクティブ・ラーニングの内容
採用しない。
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
生体内における金属タンパク質の構造と機能の関連について説明することができる者については、講義目的・到達目標に記載する能力(知識、思考力、判断力、表現力等)の到達度に基づき、S(90点以上)、A(80点以上)、B(70点以上)、C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。 【成績評価の方法】 発表内容(60%)と質疑・応答(40%)を基準として、受講態度を含めて総合的に評価する。 課題・試験結果の開示方法
講義最終日に発表内容および質疑・応答に関して講評する。
履修上の注意・履修要件
実践的教育
該当しない。
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。
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