シラバス情報

授業科目名
分子情報遺伝学
(英語名)
分子情報遺伝学
科目区分
生命科学専攻・細胞機能解析学・選択科目
対象学生
理学研究科
学年
1年
ナンバリングコード
HSSML5MCA1
単位数
2.0単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度後期
担当教員
幸長 弘子
所属
理学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標3/目標4
オフィスアワー・場所
随時(メールによる事前連絡が望ましい)・研究棟515
連絡先

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
2◎/3◎/4◎
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】本講義では原著論文を参考に、論文を構成する各パート(イントロや結果など)の役割や型、必要な内容を明示するキーワードを知ることを目的とする。【到達目標】自身の研究分野の論文を読む際、1)論文に示された研究の意義や、解くべき問題点、その解となる実験などを容易に読み解けるようになることを目指す。また、それを応用して、2)自身の研究でも、研究意義や、問題点、解となる結果を簡潔に伝えることを意識して発表できるようになることも目指す。
授業のサブタイトル・キーワード
サブタイトル:研究推進のための論文読解力・発表力を身につける実践学
キーワード:論文読解、論文理解、研究発表

講義内容・授業計画
【講義内容】前半の5回は講義形式で、神経科学系の原著論文を教材に、論文の各パートの定型や役割、キーワードを実例に即して学ぶ。この前半パートについては、講義内容の理解を確かめるための課題レポートを課す。
各回の具体的内容は以下の通りである。

【授業計画】
1.本講義のガイダンス
2-4.論文構成の説明
5.学習事項の確認・復習を兼ねた原著論文を教材とした解説
以降の回はセミナー形式とし、参加者に自身の分野の研究について発表してもらう。その際は前半の講義の回を参考に、研究意義や現状の説明、筆者の提示する疑問、それをどう解決するかの作業仮説、そしてそれを実証する実験の説明を行う。発表者以外の者には毎回質問の発言を課す。後半の各人の発表回数は参加者数を見て決める。
定期試験
※パソコンの利用:前半を除き、発表者は使用予定
教科書
特に指定はしない。資料はプリントなどの形で配布する。
参考文献
片山晶子編 英語科学論文の書き方(中山書店)。図書館にある。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業で扱う論文の読み込み。発表の準備。(30h)
【復習】事後学習:新たに興味を持った論文を読むなどの発展学習。(30h)


アクティブ・ラーニングの内容
発表者に対しての質疑を行い、活発な議論を期待する。
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
論文のフォーマットを理解し、筆者らの提示する研究意義や疑問、それに対する結果が論文から読み取れているか、それらが伝わるよう発表できているか、発表を理解し質問できているか、などに応じて、講義目的・到達目標に記載する能力(知識・技能、思考力、判断力、表現力等)の到達度に基づき、S(90点以上)A(80点以上)B(70点以上)C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。
【成績評価の方法】
レポートと発表、質疑応答を対象に総合的に評価する。

課題・試験結果の開示方法
担当教員に問い合わせること。
履修上の注意・履修要件
講義回の課題と後半のセミナー形式の回では、参加者に自身の分野の英語原著論文を選んでもらい、それを教材に使う計画である。既に読んだ論文で良いので、1つは準備しておくこと。Abstract Introduction Results Discussionの各パートが独立したものにすること。総説は不可。
実践的教育
該当しない。
備考
特になし。
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。