シラバス情報

授業科目名
フォトンサイエンス特論
(英語名)
フォトンサイエンス特論
科目区分
物質科学専攻・部門共通特別科目
必修科目(フォトンサイエンスコース生)
対象学生
理学研究科
学年
1年
ナンバリングコード
HSSML5MCA1
単位数
2.0単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度前期
(Spring semester)
担当教員
竹内 佐年、水戸 毅、住山 昭彦、小林 寿夫、田中 義人、安川 智之、篭島 靖、坂井 徹、阿部 正明、小簑 剛、和達 大樹、草部 浩一、三宅 由寛、吾郷 友宏、永安 聖
所属
理学研究科 物質科学専攻
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
該当なし
オフィスアワー・場所
各担当教員の研究室。メールによる事前連絡が望ましい。
連絡先
代表: stake@sci.u-hyogo.ac.jp (竹内)
必要なら、各教員に直接メールアドレスを聞いてください。

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
4◎/3〇
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】物質科学の様々な研究分野における基礎的な考え方と最先端の動向に触れることで、科学に関する幅広い知識を習得することを目的とする。
【到達目標】5年一貫コースの学修活動において、主体的に新たな課題を見出し、それをみずからの知識と理解力で解決できるようになることを目標とする。
授業のサブタイトル・キーワード
キーワード:先端実験技術・理論体系、洞察力、解決力
講義内容・授業計画
【講義内容】本講義では、理学研究科の各分野の教員が交代で、それぞれの専門分野の研究について紹介する。
【授業計画】
1.極短パルス光とプローブ顕微鏡を用いた構造化学研究(竹内)
2.核磁気共鳴 −電磁波を用いる低エネルギー物性測定−(水戸)
3.放射光・レーザーの複合光ビームによる新しい光物性学の開拓と展開(田中)
4.放射光偏光特性を活用した共鳴吸収・散乱分光法による量子物性(小林)
5.スーパーコンピューターが解き明かす量子スピン液体(坂井)
6.量子シミュレーションで見るトポロジカル物質の光応答(草部)
7.金属錯体・クラスター化合物の構造と電子・光物性(阿部)
8. X線とレーザーで探る遷移金属化合物の新しい磁気秩序(和達)
9.有機・無機二次元層状物質の物性と機能制御(江口)
10.光電子機能を有する有機典型元素化合物の合成と性質(吾郷)
11.マルチプローブ分光・回折実験で見るエキゾチック超伝導の特性(宮坂)
12.ヘテロ環を含む多環芳香族炭化水素の性質(三宅)
13.微小電極と電気化学顕微鏡(安川)
14.放射光X線顕微鏡の原理と物質科学への応用(篭島)
15.反復法による偏微分方程式のコーシー問題の解の構成(永安)

*生成系AI の利用については教員の指示に従うこと。教員が認める範囲を超えて生成系AIを使用したことが判明した場合は単位を認定しない、または認定を取り消すことがある。

教科書
必要な資料は授業の際に配布します。
参考文献
適した参考書がある場合は各回の担当教員が示します。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】前回までの授業で習得した内容を再確認する(15時間)。
【復習】授業ノートやプリントの内容を読み返すことで講義内容の理解を深め、レポートにまとめる(45時間)。
アクティブ・ラーニングの内容
採用しない。
成績評価の基準・方法

【成績評価の基準】

講義目的・到達目標に記載する能力(知識・技能、思考力、判断力、表現力等)の到達度にもとづき、 S(90点以上), A(80点以上), B(70点以上), C(60点以上)による成績評価のうえ単位を付与する。


【成績評価の方法】講義への出席を前提とし、レポートの内容で理解度を確認して成績を評価する。

課題・試験結果の開示方法
授業中に示した例題については、その場で解説しながら解答例を示す。
履修上の注意・履修要件
フォトンサイエンスコースの学生は全員受講しなければならない。
実践的教育
該当しない。
備考
講義の順番は変更されることがある。最終的な講義スケジュールは初回の講義の際に示す。
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。