教員名 : 田中 義人
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授業科目名
装置実習Ⅰ
(英語名)
装置実習Ⅰ
科目区分
ー
部門共通特別科目
必修科目(フォトンサイエンスコース生・ピコバイオロジーコース生) 対象学生
理学研究科
学年
1年
ナンバリングコード
HSSDA7MCA9
単位数
2.0単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義・実習 (Lecture/Practical Training)
開講時期
2024年度前期
(Spring semester)
担当教員
田中 義人、水島 恒裕
所属
理学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標4/目標9
オフィスアワー・場所
随時(ただし、事前に連絡をとること)
連絡先
田中義人 tanaka@sci.u-hyogo.ac.jp
水島恒裕 mizushi@sci.u-hyogo.ac.jp 対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
ー
研究科DP
5◎/7◎/2〇
全学DP
ー
教職課程の学修目標
目標1:磨き続ける力
講義目的・到達目標
【講義目的】
放射光の原理と利用研究の基礎と、SPring-8の現場で行う講習によってユーザー実験での基礎的な解析方法を学ぶ。また、実際に放射光を使って回折データを取得し、一連の解析を体験する。さらに、X線自由電子レーザー(SACLA)についても基礎知識を習得し、説明できるようになる。 【到達目標】 放射光の原理と利用研究の基礎を修得し知見を深めることにより、自身の研究に活かせるようになることを到達目標とする。 授業のサブタイトル・キーワード
SPring-8、放射光、X線自由電子レーザー
講義内容・授業計画
(i)「SPring-8秋の学校」と(ii)「特別実習」により構成される。
(i)「SPring-8秋の学校」では、最初の2日間で行われる放射光についての基礎的な内容の講義と、それに引き続き行われる2日間のグループ講習にて、ユーザー実験での基礎的な解析方法を学ぶ。講義の内容は、放射光発生の基礎、ビームライン、X線検出器の基礎、自由電子レーザー入門、X線回折入門、XAFSの基礎、X線イメージング等。グループ講習は、結晶構造解析、小角X線散乱法、X線・軟X線・赤外分光法、光電子分光法、X線イメージング法などの中から3〜4テーマを選択する。また、SPring-8の加速器や、X線自由電子レーザーSACLAについても見学等を通じて基礎知識を習得する。「2024年度SPring-8秋の学校」は9月中旬から下旬に行われる予定。詳細な日程については、年度が始まってから連絡する。 (ii)「特別実習」では、SPring-8の構造解析用偏向電磁石ビームラインにおいて、実際に放射光を使って回折データを取得し、一連の解析を体験する。3日間の日程で行われるが、詳細な日程については、年度が始まってから連絡する。 *生成系AI の利用については教員の指示に従うこと。教員が認める範囲を超えて生成系AIを使用したことが判明した場合は単位を認定しない、または認定を取り消すことがある。 教科書
SPring-8秋の学校については、講義ごと、講習ごとのテキストが事前に提供される。特別実習についてもテキストを配布する。
参考文献
「改訂版 放射光ビームライン光学技術⼊⾨〜はじめて放射光を使う利⽤者のために」、⽇本放射光学会(2019年). 播磨光都閲覧室に所蔵.
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】 各実習前に、事前配布資料等を読んで予習しておく (10h)
【復習】(レポート作成を含む)(35h) アクティブ・ラーニングの内容
該当しない。
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
講義目的・到達目標に記載する能力の到達度に基づき、S(90点以上)、A(80点以上)、B(70点以上)、C(60点以上)による成績評価の上、単位を付与する。 【成績評価の方法】 講義、講習、実習のレポートでの理解度を基準とし、受講態度を含めて総合的に評価する。 課題・試験結果の開示方法
「SPring-8秋の学校」の講義および実習のレポートは添削後、履修者の皆さんに返却される。
履修上の注意・履修要件
「SPring-8秋の学校」では、放射線業務従事者登録は必要ないが、「特別実習」でSPring-8のビームラインにて実習を行う場合に必要なので、登録しておくこと。
実践的教育
該当しない。
備考
フォトンサイエンスコース生およびピコバイオロジーコース生の必修科目。
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。
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