シラバス情報

授業科目名
地球科学概論
(英語名)
Earth Sciences
科目区分
基盤科目
対象学生
地域資源マネジメント研究科
学年
1年
ナンバリングコード
TGRMR5MCA1
単位数
2.0単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度前期
担当教員
川村 教一
所属
地域資源マネジメント研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標11
オフィスアワー・場所
講義終了後、教室にて
連絡先
学務課に問い合わせ。

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
1◎/2〇/5〇
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
ジオパークやコウノトリの野生復帰などの自然資源を地域資源としてマネジメントするためには最新の地球科学的な知見に基づくことが必要であり、最新の地球科学の知見を地域資源の観点からピックアップし、これを教授することで、これらについての知識・技能、思考力、表現力等を身につけさせることが講義の目的である。
 地域資源を活用するための地球科学の概念を適切に説明できることを到達目標とする。


授業のサブタイトル・キーワード
固体地球、地球システム、エネルギー、物質
講義内容・授業計画
人類が暮らす場、生態系が成り立つ場としての大地の成り立ちを地球規模で理解するための知見を以下の項目ごとに解説する。地球がシステムとして成り立つことを理解することにより、人々の生活の場と大地の成り立ちの関係を理解する。
1.ガイダンス・地球システムとは
2.プレートテクトニクスとプレート運動
3.地殻の構成物質:鉱物
4.火成作用と火成岩
5.火山と火山災害
6.風化と土壌
7.堆積岩
8.変成作用と変成岩
9.地質年代
10.地殻の変形
11.地震と地震災害
12.流水の作用
13.地下水・氷河と氷河作用
14.地球と生物の共進化
15.第四紀(人類紀)の地球環境変動
本講義はキャンパス外で実施することがある。実施場所への移動手段およびそれにかかる費用については原則自己負担となる。

※プレゼンテーションの際にはパソコンなどICT機器を活用すること。
※生成系AIの利用は教員の指示がない限り認めない。


教科書
在田一則ほか編著『地球惑星科学入門』(豊岡情報館収蔵図書)
参考文献
必要に応じて紹介する。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
各回あたり予・復習に4時間を想定している(4時間/回×15回=60時間)。授業と併せ、合計90時間。
アクティブ・ラーニングの内容
授業においては学生同士のディスカッションや共同学習の場面を導入する。
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
 地球科学の原理・法則を理解し、地質事象を適切に説明ができる者に単位を授与する。講義目的・到達目標に記載する能力(知識・技能、思考力、判断力、表現力等)の到達度に応じて、S(90点以上)、A(80点以上)、B(70点以上)、C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。
【成績評価の方法】
 レポート・小テスト20%、定期試験80%を基準として、受講態度(積極的な質問等)を含めて総合的に評価する。


課題・試験結果の開示方法
レポートを添削して返却する。試験問題は採点して返却する.
履修上の注意・履修要件
地球科学を未修である学生にも理解できるように講義するが、到達度を随時チェックし必要に応じて補習的課題を課すほか、授業進度を調節する。
 なお、当授業は、原則すべての授業を対面で実施する予定であるが、諸般の事情によりオンライン授業を導入することがある。その場合は自宅等でオンライン授業の受講を視聴できる通信環境(PC・タブレット等の端末やインターネット環境)が必要となる場合がある。なお、授業方式の変更の際は事前に連絡する。


実践的教育
該当しない。
備考
担当教員は地球科学の研究を行っている。詳細は地域資源マネジメント研究科ジオ研究領域HP(https://rrmgeohp.wixsite.com/rrmgeogeo)を参照のこと。
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。